「新型コロナウイルス感染死の葬儀」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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3月29日、タレントの志村けんさんが、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった。

新型コロナウイルス感染症で亡くなると、遺体はすぐに火葬され、遺族であっても次に対面できるのは骨壷に収められた状態……というニュースに、社会が騒然となった。

厚生労働省は「非透過性納体袋に収納、密封されている限りは特別の感染防止策は不要で、遺体搬送を遺族らが行うことも差し支えない」としており、「故人の顔を見て葬儀をしたい」という遺族の意向に沿うため、神戸市などが市内の病院へ納体袋の配布を行っているが、問題はそれだけではない。

新型コロナウイルスの影響で、それ以前から縮小化・簡素化が進んでいた葬儀が、ますます小さく簡易なものになろうとしている。

緊急事態宣言が出された4月7日から1週間後の14日正午の時点で、厚生労働省によると、日本の新型コロナウイルスでの死亡者数は累計109人。

死が身近に迫る今こそ、きちんとお別れをすることの大切さを知ってほしい。