
江戸時代前、お坊さんがお葬式をやっていないことをご存じでしょうか?
それ以前は、村の長老が行い神主でもありました。
お坊さんが葬式をした始まりは、キリシタンの取り締まりのための檀家制度です。お寺が役所の戸籍係と同じ仕事を担ったのです。
幕府はいきなりお坊さんにお葬式をやれと言い出します。お坊さんは困ってしまいました。
それで考え付いたのが、それまでにも行っていた僧侶仲間のお葬式です。
内輪でやっているお葬式と同じ形でやることになり、まず死者を出家させるという形式が生まれました。
そこで戒名をつけることになったそうです。
世の中の状況によって葬儀も変化していくのですね!