
いま、シフトダウンするとき…人生後半は十人十色。
正月2日、朝から五木寛之氏の「孤独のすすめ」を手にしております。
「最も知りたいのは自分の余命」
医療技術の進歩の結果、簡単に死ぬことができなくなりました。
団塊世代が長生きして一気に大きな塊で亡くなる時代がそこまで迫ってきております。
死の時代と向き合うことになります。
死生観も変わります。
生きるための哲学ではなく「死の哲学」が求められます。
科学や宗教は、そこでどんな役割を果たせるのか?
我々の業界は何ができるのか、自問自答の毎日であります。
「いい車というのは、すぐれた減速力を持っている。時代はまさに減速の時期にさしかかっている。回転は上げつつ、減速していきる。積極的な減速です」(五木寛之「孤独のすすめ」はじめに)