
2月11日から劇場公開で117分。期待以上の作品でした。
「ウォーターボーイズ」「スウィングガール」の矢口史靖監督脚本作品。
ある日平凡な鈴木家を襲った電気消滅によるアクシデント。
故郷の鹿児島を目指して東京を脱出するという単純なストーリー展開に当たり前の日常の有り難さを再認識できました。
またデジタル社会に頼っている現代に痛烈な警告を発しているメッセージ作品でした。最後に人を救うのは人の絆です。
小日向文世さんと深津絵里さんの夫婦役がぴったりでラストは電気が回復して心に明かりが灯りました。
まもなく6年目の東日本大震災忌がやってきます。2017年にもう一度、大事なものを棚卸してみます。
今ある命は有り難し。報恩感謝。