
私の仕事に対するバックボーンとしております葬送ジャーナリスト碑文谷創さんの本を毎朝リピートで読んで原点回帰しております。
「納棺することによって遺族に死の事実を強制的に納得させるのである」
昔は僧侶が死者や遺族に枕経、納棺、通夜、葬式、火葬、埋葬というプロセスに付き添っておりました。
今は僧侶の代わりに葬儀社が付き添っております。
また僧侶は葬式の後もずっと中陰忌、百カ日、年忌法要などのプロセスで付き添っておりました。それがグリーフケアでありました。
今、家族葬が増えて、あらためて悲しみをシェアする共感の場としての葬儀の在り方が問われております。