

その人は
森で木を伐り、
自分の家を
建て直した。
生きる力とはー
震災映画の枠を越え、“老人力”全開のガンコ親父が繰り広げる、涙と笑いのピューマン・ドキュメンタリー!
陸前高田市の農林業を営む佐藤直志さんは震災当時77歳。大津波に家を壊され、消防団の長男を失う。自ら癌を患いながらも元の場所に家を建て直すと誓う。
また佐藤さんを「親分」と慕い支える菅野剛さんは男気があり祭り好きな義理と人情のいい男。
とにかく二人ともポジティブで明るい。
「種を蒔いとけば土地がなんとかしてくれる」と佐藤直志さんの語り口に「たとえ明日世界が滅ぶとしても私はリンゴの木を植えるだろう」というマルティン・ルターの言葉がすぐに思い浮かびました。
老いてなお夢を諦めずに追い続ける佐藤さんに感動しました。
「おはよー!今日もがんばりましょー!」
陸前高田市荒町地区に佐藤さんの元気な挨拶が響き渡ります。