



午前2時起床。
居間で矢沢永吉兄のベストCDを聴きながら朝活読書中。
代表作「100万回生きたねこ」で有名になった絵本作家・佐野洋子さんのエッセイ「死ぬ気まんまん」を読みました。ガンが転移し余命2年を宣告されながらも、煙草、外車、イケメンに心ときめかせる筆者の生きざまに感動を覚えました。私の大好きな詩人・谷川俊太郎さんとも結婚していたとは…。またつながリングしちゃいました。
私も死ねば「いい人だったね」と皆思ってくれるのだろうか。死んだらそれも自分にはわからないのだから、つまらない。
豪放でいて繊細であった佐野洋子から立ちのぼる「よるべなさ」の空気は、「引揚げ者」のそれだった(関川夏央氏書評)
私が死んでも、もやっている様な春の山はそのままむくむくと笑い続け、こぶしも桜も咲き続けると思うと無念である(「神も仏もありませぬ」)
それでもこの世は美しい…