
午前5時過ぎ、うっすらと積もりました。週末、遅れてクリスマス寒波が来そうです。
漫画家・水木先生のライフスタイルがわかる本を読んでおります。好きなことには何でも根気が続くとおっしゃっている通り、小さい頃から歩く好奇心の塊でした。
「もし本当にいじめによる自殺を止めようとするならば、子供たちに『幸せになる術』を身につけさせる必要がある。自分にとっては何が幸せなのか、そのためには、何をすればいいのかを考える習慣を、それこそ学校で教えてはどうだろう。『幸せ』というものは厄介なもので、カシコイ人、エライ人の決めた単純な方法を守っていても、必ずしもうまくいかない。ひとつの道に固執するのは、かえって『幸せ』の可能性を狭めることになる。私は学校からも追い出され、会社に入ってもうまくいかず、そのたびに殴られたり笑われたりした。戦争で片腕を亡くしたりもした。それでも平気だったのは、いつも自分にとって楽しいことを見つけ、自分が幸せになる術を身につけていたからだ」(人生をいじくり回してはいけない)
水木流の好奇心メガネで見れば、悲惨な戦争現場も南国の最後の楽園のように感じることができましょう。
焦らずに、のんびりと、自然の流れに身を任せて暮らしたいものです。