
老いるということは、年をとるのではなくて年をかさねること…。
宇能鴻一郎先生…27歳で「鯨神」で芥川賞を受賞した官能小説家。まだご健在ですよね。
まさに「鬼」籍に入られた団鬼六先生のガン闘病記を読みましたが人間性豊かな作家でした。
基本的に人間はエロです。エロスは生命力の根源だとフロイトさんは断言しております。
今月9日に逝去された野坂昭如先生の作品も読みたくなりました。最後まで自分らしさを貫いた作家でした。
80過ぎても感性は鮮度抜群の作家たち…。老いてますます燻し銀の輝きを放っております。
人生の甘いも酸っぱいもたっぷりと味わってきた作家の作品はスルメとほたて貝柱で噛めば噛むほど味が出てきます。
小生もそろそろ老いじたくをはじめる齢になりました。
幸せのバロメーターは「モノ」ではなく「コト」。
これから「素に戻ろう」というテーマで
シンプルライフを心がけます。