「国宝観音菩薩立像」法隆寺夢殿に安置されております聖徳太子の等身像ともいわれる秘仏です。 歌人・會津八一さんは、その観音様の微笑みを詠んだ歌があります。 天土に われ一人いて 立つごとき この寂しさを 君は微笑む 會津さんは、早稲田大学教授で、孤独に徹し、孤高の学者でした。だからこそ、天と地の間に立っていると観音様が優しく微笑んで受け止めてくれたんでしょうね。 私もそういう人になりたいものですが…。まだまだ孤独を客観的に見れず、主観的にとらえて苦悶の日々を過ごしております。