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週刊ダイヤモンド http://diamond.jp/articles/-/17056

フェイスブックが過去最高額10億ドルで買収!
写真共有サービス、インスタグラムの差別化された魅力

フェイスブックが、写真共有サービスのインスタグラムを買収。

このニュースは、IPOを控えてクワイエットピリオド(自粛期間)にあるフェイスブックが、それでもどうしても手に入れなければならないほど重要な買収だったと、大きな話題になっている。しかも、その買収額は10億ドル。フェイスブックが行ってきた数々の買収を上回る、最高額だ。

インスタグラムが創設されたのは、2010年3月。たった2年前に生まれた会社に、10億ドルの企業価値がつくとは……。いったいインスタグラムには、どんな魅力があるのか?

かいつまんで言うと、インスタグラムが可能にしているのは写真に情緒を加えることである。今や写真共有サービスは掃いて捨てるほどある。ソーシャルネットワークで写真を共有するのは当たり前。それ以外にも、写真共有だけで盛り上がっているサイトもたくさんある。そこにもう、どうでもいいと思えるほど無数の写真があって、ややうんざりしていた人々も多いはずだ。

そこへインスタグラムは、写真にちょっとした味をつける技を持って登場したのだ。撮った写真にセピア風のフィルターをかけると、写っている風景が一変する。まるで1950年代のような懐かしい空気が、そこから立ち上がってくる。あるいは、カラーの色調を強調してみる。すると、1960年代、あの素晴らしいシックスティーズのような希望がよみがえってくるかのようだ。

それ以外にも、明度を上げて薄暗かった風景に光を差し入れたり、あるいはつまらない人物写真に霧をかけるようなムードを演出したりもできる。写真をフレームに分割して、構成の面白さをいろいろ試すこともできる。

インスタグラムは、ごく普通の写真にこうしたフィルターをかけたり、処理したりすることを簡単にして、作り手にちょっとした工夫をすることの面白さを与え、また見る側にも作り手の意図や心情を感じさせるのだ。そうして、互いの間に情緒的な結びつきを生むことに成功。しかも、そのすべてがスマートフォンでできるのである。その手で、もう写真にはうんざり、という気分になりかけていた人々にも、やってみようかという気にさせたのである。

実際、そんな気分になった人々がこのサービスに続々と集まり、現在の登録ユーザー数は3000万人。フェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグも「これだけたくさんのユーザー数を抱える会社を買収したことはない」と語っている。

インスタグラムを共同創設したのは、現在27歳のケヴィン・サイストロームである。小さい頃から写真を撮るのが好きで、コダックのインスタントカメラから吐き出される四角い写真に夢中になっていたという。成人してからも、写真撮影は趣味として続けていた。

サイストロームは、典型的なシリコンバレー的バックグラウンドの持ち主である。スタンフォード大学でエンジニアリングマネジメントを学んでいる間に、ツイッターの創設者たちが仕事をしていたオデオでインターンをし、起業精神の洗礼を受けた。卒業後はグーグルへ就職。そこで、シリコンバレー人としての教育と訓練をたっぷり受ける。すでにスタンフォード在学中にも写真共有のサービス会社を立ち上げて、当時からザッカーバーグが注目していたという。インスタグラムは、同じく20代のマイク・クリーガーと一緒に設立した。

サイストロームたちが最初に作ったサービスには、それほどユーザーが集まらなかった。だが、彼らがアップロードする写真の数は、驚くほど多かったという。そこで、彼らはサービスをもっとシンプルに削ぎ落としてiPhoneに提供することを考案。そこからどんどんユーザー数が伸びた。

インスタグラムに最初にフェイスブックから買収の話があったのは、登録ユーザーがまだ数百万人だったころだという。ビジネスをもっと成長させたかったサイストロームたちは、そのオファーを蹴って開発に集中した。さる4月初めには、有力ベンチャーキャピタル会社から2度目の資金を得たが、その時の企業評価額は5億ドル。フェイスブックの買収額は10億ドルなので、数日のうちに価値が倍に膨らんだことになる。

この買収は、フェイスブックにとっても新たな運営のスタートとなる。これまでの買収企業のようにフェイスブック内に取り込まず、インスタグラムは独立した企業として経営を続ける。ユーザーが他のソーシャルネットワークへ投稿するのも自由だ。

それにしても、創業たった2年の会社にこの買収額。インスタグラムには社員が十数人しかおらず、しかもそれ自体がどうやって収入を得るのかのビジネスモデルは、不明のままだ。だから、この買収はまた、あのドットコムバブル時代を彷彿させるものにもなっている。


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