人口・食料問題をめぐる旅…NHK高校講座 地理 | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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なぜかサンドウィッチマンが進行を務める高校講座

NHK高校講座 地理 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chiri/archive/resume037.html

人口・食料問題をめぐる旅

皆さん、こんにちは~今日の旅行プランは「増えた!どうなる? 人とフード(食料)のイス取りゲーム世界の最前線 体験ツアー!」です。

世界の人口は70億を突破し、今も増え続けています。
しかし、その中で9億もの人々が飢餓に苦しんでいます。

急速に発展するインドでは、人口も爆発的に増えています。
しかし、そこには新たな問題が起きています。

アフリカでも同じように人口が増え続け、長い間、食料不足が続いています。
そこには、どのような理由があるのでしょうか

今回は、人口と食料問題を抱える国々を旅します。


狭くてギュウ インド・コルカタ過密都市のくらしを体感!!
最初に世界第二位の人口をほこるインドを訪れ、人口問題に着目します。
インド北東部のコルカタは、人口およそ1,500万の大都市です。
中心部は、一日中人通りが絶えません。
コルカタは、人口密度が高い町として知られています。

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裏通りをのぞいてみると、ひげを剃っている人がいます。
建物の軒先を利用した理髪店です。
またアイロンをかけている人もいます。
たった一畳分の広さのクリーニング店です。
路地裏の狭い空間を利用して、商売をしています。

次に、路地裏の家族を訪ねます。
家には台所と6畳ほどの部屋が一つあり、そこに夫婦と子供3人の一家5人が暮らしています。

狭い家での上手な暮らし方は、ベッドの使い方がポイントです。
母親が床で寝て、父親と子どもたちはベッドで寝ています。

勉強や食事は、ベッドの上で座って済ませます。
寝るまでの間、ベッドは色々に活用されています。

コルカタが大都市へ変貌したのは、17世紀のことです。
もとはガンジス川の支流の小さな村でしたが、イギリスが貿易の拠点を置き、物資の集積地として発展しました。

それに伴い、周辺の貧しい地域から、生活に困った農民や仕事を求める人々がコルカタに移り住むようになりました。

人口は今も増え続け、様々な方面に影響が出ています。
そのひとつが、学校の数が圧倒的に少ないことです。

学校を訪ねると、入れ替えを待つ子どもたちが並んでいます。
彼らは朝6時から始まった授業が終わるのを待っています。
この学校では2部制をとっており、午前10時半に朝の部の授業が終わると、子どもたちの入れ替えです。

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しかし、それでも全ての子どもが学校に通えるわけではありません。
学校の先生によれば、この地域は低所得の家庭が多く、一世帯平均4~5人の子どもがいます。
しかし、子ども全員を学校に通わせる余裕はないといいます。

小学校の外に、家が貧しく学校に行けない子どもたちが集まっています。
ボランテイアの学生たちによって、路上で勉強会が開かれています。

人口が増え続けるインドの大都市では、子どもたちの暮らしに大きな影響が出ています。


トラベル・ガイド アフリカの食料問題
人口の急増による問題を知るため、田代 博 顧問(筑波大学付属高校 教諭)に話をうかがいました。

世界の人口増加率を示した統計地図を見てみます。
この図では、赤色が増加率が高いことを示します。
先進国は青色が多く落ち着いていることがわかります。
それに対して、インドなどの発展途上国は人口増加率が高くなっています。

特に目立つのが、インドよりも増加率がさらに高い、アフリカです。
現在、アフリカの人口増加率は世界一です。

しかし人口の増加に対して何の対応もできない場合、食料の不足が懸念されます。

栄養不足の人口の割合を地図に示したハンガーマップは、赤が栄養不足の割合の高い地域を示します。

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ハンガーマップでは、アフリカの栄養不足の割合が高くなっていることがわかります。
50カ国を超えるアフリカの国のうち、1/3以上の国が飢餓率35%を超えています。

アフリカの高い飢餓率は、単純に人口の急増が理由というわけではありません。

アフリカの東部のケニアには、ソマリアとの国境近くに難民キャンプがあります。
隣のソマリアから食料を求めて、毎日1,000人以上もの人々がやってきます。

ソマリアでは長い間、内戦が続いています。
身の危険にさらされ、生活の糧を奪われた多くの人々が、周りの国々に避難しています。

難民キャンプでは、5歳以下の子どもの、4人に1人が栄養不足に陥っています。
免疫力が落ちて感染症にかかり、命を落とす子どもも後を絶ちません。

乳児死亡率を表した地図には、生後1年未満で死亡した赤ちゃんの、1,000人当たりの数が示されています…アフリカでは乳児死亡率が高く、多くの赤ちゃんが亡くなっていることがわかります。

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栄養不足の原因は、内戦だけではなく、自然災害の影響も受けています。
特にアフリカの東部は、雨期にまとまった雨が降らず、干ばつに見舞われることが多い地域です。

干上がった土地では作物が作れず、深刻な食料不足に陥ります。
ウシやヒツジなど、家畜の被害も大きくなります。
ある人は、食料がなく家畜も死んでしまい、自分たちも死にそうだったと話します。

アフリカでは、主に内戦や干ばつなどによって飢餓が起きています。

飢餓の問題は深刻ですが、地域によって色々な違いがあり、アフリカ全土が飢餓で苦しんでいる訳では
ありません。

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世界の各国の穀物自給率を表した地図を見てみます。
穀物とは、米・小麦・トウモロコシなどを指します。
穀物自給率とは、国内で消費される穀物が、国内でどれくらい生産されているかの割合です。
赤・ピンク・黄色は自給率100%を超える=輸出できることを示します。

濃い緑色は50%未満を表し、この地域は、アフリカに集中しています。
人口が増え、栄養不足も多く、穀物の生産が足りていない状況です。

このような国々に対しては、差し当たり食料や資金の援助が必要です。
しかし、その国の穀物生産を高めて自給率を上げる支援も大切になります。
大切なことは、ただ支援するだけでなく、受ける側が自立できるような援助を考えていく必要が
あるということです。


プロジェクト※(こめックス)! アフリカの飢餓を救え!
アフリカの食糧問題に対して、世界の国々から農業支援が行われています。

ウガンダはアフリカ中央部に位置しています。
首都カンパラは、赤道近くにありながら標高が高いため、過ごしやすい町です。

市場は活気にあふれ、郊外から運ばれてきた、色とりどりの野菜や果物が並んでいます。
一年を通して穏やかな気候のため、豊かな農産物に恵まれています。

しかし、ウガンダもアフリカの他の国々と同じように、内戦と干ばつの影響で食料不足に悩まされてきました。

そんな中、人々を飢えから救う食料が登場しました。
ネリカ米というコメが、主食のトウモロコシやバナナに加えて広く食べられるようになりました。

コメ売り場の女性に話を聞くと
「商売繁盛よ。コメが一番売れてるわ」
と話します。

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ウガンダでは2000年頃から、農村部の貧困をなくそうと、ネリカ米の栽培を積極的に進めてきました。
栽培面積が広がるにつれ、人々が食べるネリカ米の量も年々増えています。
ある村では、コメを週に3日食べるようになったと言います。

ネリカ米という名は、New Rice for Africa(ニュー・ライス・フォー・アフリカ)の略です。
アフリカのために、国連の支援を受け、日本をはじめ世界の研究者が協力して開発しました。

ネリカ米はアフリカの稲とアジアの稲をかけ合わせて、それぞれの長所を生かしたコメです。

アジア原産の稲は、稲穂の先が枝分かれして、それぞれにたくさんの実をつけます。
一方、アフリカ原産の稲は、稲穂の先が枝分かれしていないため多くの実を付けません。
しかし、アフリカの土壌に適し、病害虫に強いのが特徴です。

このように収穫量の多いアジアの稲と、生命力が強いアフリカの稲を交配させたのが、ネリカ米です。

ネリカ米は、水を張らない畑でも栽培することができ、しかも年2回収穫できます。

ウガンダでは長い内戦が治まり、故郷を離れていた人々が村に戻ってきました。
幼い子どもを連れたアティムさんも、内戦中は避難民キャンプで生活していました。

アティムさんは
「最初は食べ物がなくて苦しかった。ネリカ米の栽培で少しでも生活がよくなればいいと思う」
と話します。

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内戦で荒廃した畑に植えられるネリカ米は、安定して供給できる食料として期待されています。

日本とアフリカの間では、農業交流が盛んに行われています。
日本の指導員がアフリカでコメ作りの技術を教えたり、アフリカの人々が日本に来て農業を学んでいます。


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