WBS特集 「ポイント」競争最前線
共通ポイントカードのポンタ、発行開始から2年で会員数4000万人を突破した。
ロイヤリティーマーケティング 小林裕宜 社長
「予定より2年も早く4000万人を達成しました」
一方、これまでトップに君臨し続けた老舗Tポイント…しかし今、会員数は拮抗しつつある…共通ポイント競争の最前線を追った。
老舗VS.新興勢力
「ポイント」競争最前線
大手コンビニエンスストア・ローソン、買い物客の多くが会計の際にポイントカードを出します。…ローソンが一昨年導入した共通ポイントサービス「ポンタ」、ゲオや昭和シェル石油、HMVなど45社、様々な大手チェーンが導入しています。
どの加盟店でも買い物をすればポイントをためる事ができ、1ポイントを1円として加盟店で使える事ができます。
ローソンの客:「提携店がどこか知っていれば、溜まるところを選びます」
発足して2年のポンタと共通ポイントの先駆けTカード、両者が公表する会員数は、ともに4000万人とポンタが急激に追い上げています。
「ポイント」最前線
常連客の心を読め!
ポイント会員を最も多く獲得したローソン、導入の真の狙いは、ポイント割引による集客ではありませんでした。
誰がどの店で何を買ったか翌日にはわかります…更に性別、年代別、居住地、よく利用する店、購買頻度や購入金額によってランク付けをする。
ポンタカードのシステムでは、性別、年齢、住所が登録された会員の買い物の履歴が全て把握できます…これを分析すると会員ごとに週に何回来るか、何を繰り返し買うかなどの傾向が分かるのです。
その最大のメリットは売上の8割を占めると言われる常連客の行動が見える事です。
ある店では、売れる数は少なくても実は、常連客にニーズがあった詰め替え用ボディーソープ、ワカメ御飯のおにぎりや総菜も常連客が継続的に買っていた事がわかり、売り場スペースを拡張したところ全体の売り上げ増につながりました。
ローソン本部が練り上げる上品戦略もポイントのデータが拠り所になりつつあります…以前までなら単に売上が少ないから撤去していた商品も常連客が買っていた事がわかり、残したという例も出てきているのです。
ポイントは今や商品戦略に重要な武器となっているのです。
「ポイント」最前線
使える店を増やせ!
一方、先行するツタヤのTカード、会員数ではポンタに追い上げられていますが、抱える店舗の数では、まだまだ圧倒的です。(Tカード4万4000店、ポンタ1万6000店)
更に使える店を増やします…東京・国立市の個人経営のマッサージ店、店に入るとTポイントのロゴが…3か月前に導入したとのこと。
マッサージ店 もみぽん 北野巨 代表
「お客様からは喜びの声や驚きサービス面での実感はあります」
これまで共通ポイントの加盟店は、原則「各業種の大手1社」だけでした…同じカード内の競合を避けるためでした…しかし、Tカードを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、去年から業界のこの常識を破り、対象を街の中小店舗にも広げたのです。
店が導入するのはカード端末1台、費用は6万円、毎月8000円~と中小企業にも導入しやすい設定です。…これで集客できるなら安いかも知れません。
今日も、「加盟店を1店舗でも多く」とTポイント営業マンは、街を歩くのです。…現在、tポイントが獲得した中小店舗は2500店、2013年3月の1年後には1万店に増やす計画です。
■進化する共通ポイント、競争が激しさを増す中で生活シーンでの存在感は高まる一方です。
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