作家 島田雅彦が奨める一冊…ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』 | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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作家 島田雅彦(50歳)1983年、東京外国語大学在学中に『優しいサヨクのための嬉遊曲』で作家デビュー、今話題の芥川賞で選考委員も務める人気作家だ。

作家 島田雅彦が奨める一冊は、ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』…51年9ヶ月と4日、初恋の女性、フェルミーナを待ち続けた男の一途な恋を描いた小説です。

男は、彼女の夫の通夜の席で愛を告白します。

「フェルミーナ」と彼は言った。
「私はこの時が来るのを待っていた。もう一度永遠の貞節と変わる事のない愛を誓いたいと思っている」(映画『コレラの時代の愛』より)

作家 島田雅彦(50歳)
「言葉も一つのテクノロジーです…その技術は恋愛を書くときに進化した…文学にとって恋愛を描くことは王道です。

著者は、『100年の孤独』などでノーベル賞に輝いたコロンビアの作家、ガブリエル・ガルシア=マルケス、島田さんは、冒頭の一文でこの本の魅力に引き込まれたと言います。

ビター・アーモンドを思わせる匂いがすると、
ああ、この恋も報われなかったのだなとつい思ってしまうが
こればかりはどうしようもなかった。(『コレラの時代の愛』より)

作家 島田雅彦(50歳)
「最初の1行でとりこにしてやろう、という気持ちで書いていると思いますよ」

舞台は、19世紀後半から20世紀にかけて内戦が続きコレラが広がるコロンビア、50年以上一人の女性を思う男は、一方で622人もの女性たちと密かに関係を持っていました。

作家 島田雅彦(50歳)
「女性をとっかえひっかえドンファン的なものと、一途に一人の女性を愛し続ける正反対の生き方を一人のキャラクターの中に同居させるという離れ業をやってのけた」

彼女は二杯めのお茶が入ったティーカップを
もったまま途中で手を止めると、
過酷な歳月を生き抜いてきた女性ならではの
厳しく咎めるような目で睨みつけた。
「先月72歳になったんですの」と彼女は言った。
「ですからそういう事は、もう考えもしませんわ」(『コレラの時代の愛』より)

ノーベル賞作家の大胆な恋愛小説は視野を広げる一冊と島田さんは言います。

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作家 島田雅彦(50歳)
「ビジネス書ばかり読んで、”いかに成功するか、貯蓄するか”ということばかり考えてるようなビジネスマンも読むべきですね…仕事じゃパッとしなかったけど恋愛に関しては自慢できるみたいな…モテモテだったって意味じゃなくて、一人の女をこんなに愛した、そういう人生の栄光もある事をこの本は教えてくれる」


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