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Numberより http://number.bunshun.jp/articles/-/191081

大型契約と肥大する体重
~フィルダーへの巨額投資を考える~


世の不景気などどこ吹く風、といわんばかりに、またもや巨額の金が飛び交っている。

大リーグの話だ。

FAのアルバート・プーホルスがエンジェルスと10年総額2億4000万ドルの契約を結んで世間を驚かせたのはつい先日のことだが、今度はこれまたFAのプリンス・フィルダーが、それに劣らぬ大型契約を成立させた。

迎え入れたのはタイガースだ。

契約は9年総額2億1400万ドル。総額2億ドル以上の金が動いたのは、Aロッド、プーホルスに次いで史上3人目となる。


フィルダーにつきまとう巨漢選手のジンクス
しかし、フィルダーにそれだけの価値があるのだろうか。

最大の不安はあの体型だ。177cm/124kgという数字は、とてもアスリートの身体つきとはいいがたい。父親のセシル・フィルダーも太っていたが、身長は息子よりも10cmほど高かった。

セシルの全盛期は26歳から32歳までの間だった。この間の平均本塁打数は年間37本。立派な数字だが、33歳からは急激な凋落がはじまり、35歳で引退を余儀なくされた。

セシルに限らず、巨漢選手の凋落は早い。'60年代にオリオールズで主軸を打ったブーグ・パウエル(一塁手)、'70年代にフィリーズで活躍したグレッグ・ルジンスキー(左翼手)、'80年代にツインズの一塁を守ったケント・ハーベック。彼らはすべて、判で捺したように33~36歳で引退した。

そういえば、'90年代にはレッドソックスの一塁手モー・ヴォーンがいた。一時はMVP候補に挙げられるほどの強打を誇ったが、100kgを超える体重はやはり負担になっていたのだろう。35歳のときの故障が原因となって、この選手もあっけなく現役を退いてしまった。


ベーブ・ルースの若い頃は、ひきしまった体型だった
と書くと、反論の声が聞こえてくるような気がする。

ベーブ・ルースはどうだ?

ハーモン・キルブルーはどうだ?

バリー・ボンズはどうだ?

フランク・トーマスやジム・トーミはどうだ?

という反論である。

なるほど、彼ら大選手も巨漢にはちがいなかった。だが彼らは、最初から肥っていたわけではない。

トーマスやトーミは比較的最近の選手だから記憶に新しい方も多いだろうが、ルースやキルブルーにしても、若いころはひきしまった体型を誇っていた。若き日のボンズにいたっては、鋼を縒り合わせたようにほっそりとした身体つきをしていたではないか。


打撃成績は文句なしだが、守備には不安が残る
では、すでに肥っているプリンス・フィルダーは、早期引退の弊をまぬかれうるのだろうか。

2012年5月、彼は28歳になる。大リーグでの主力としての実働期間は6年ほど。その間の平均本塁打数は38本で、平均打点数は108。立派な数字だ。7年間の通算で記録した打率/出塁率/長打率の並びを見ても.282/.390/.540と文句なしの数字を残している。要するに、フィルダーは一流の打者なのだ。

が、守備面に眼を転じると、不安は拭いがたい。プーホルス、エイドリアン・ゴンザレス(レッドソックス)、新たに同僚となるミゲル・カブレラ、マーク・テシェイラ(ヤンキース)などは、明らかに彼よりも一塁守備が巧い。

にもかかわらず、フィルダーは一塁の定位置を獲得することになるはずだ。となると、カブレラは'07年まで守っていた三塁に転出する。もちろん、フィルダーをDHとして起用する選択肢もあるのだが、そうすると、いまは故障中だが、昨年DHとして四番を打っていたビクター・マルティネスの処遇がややこしくなる。


2億ドルの投資に見合う打棒を何年続けられるのか?
とまあ、いずれにしても、日ごろ活発に身体を動かさないフィルダーの体重は、30歳の大台に乗るとさらに肥大する可能性が高い。

つまり、彼の推定活躍期間は残り4~5年。見方を変えれば、タイガースは、今後数年の打棒爆発に大きな期待をかけて、フィルダーに2億ドルを投資したといえるかもしれない。

これが吉と出るか、凶と出るか。

強引な投資だなあ、と私などは思うが、少なくとも今季と来季は本塁打を量産してくれるはずだ。

プーホルス(もとカーディナルス)とフィルダー(もとブルワーズ)のふたりがいなくなって、ナ・リーグ中地区の投手たちは、さぞかし胸を撫で下ろしていることだろう。


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