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CO2 レッドゾーンへ!!

右肩上がりでほぼ一直線に伸びているグラフがある。今春には、その先端がついに400のレッドゾーンに入りそうだ。

400の単位はppm 大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度である。ついに、ここまで来てしまった。

CO2は人類の活動とともに増えている。歴史上は産業革命以降、大気への放出が盛んになった。英国では製鉄にバイオ燃料の木材が使われていたのだが、産業革命で化石燃料の石炭に変わった。蒸気機関も石炭の大量消費に拍車をかけた。

産業革命が本格化した1750年ごろの大気中のCO2は、280ppm程度だった。南極の氷の気泡の分析で分かっている。

第二次世界大戦後は、石油の消費が爆発的に拡大した。石炭から石油への流体革命である。こうしてCO2の排出は大幅に増えた。現代の繁栄は「油上の楼閣の宴」ともいえるのだ。

CO2が増え続けていることに気付いたのは、米国のチャールズ・キーリングという研究者だ。彼は、1958年から北太平洋の真ん中に浮かぶハワイのマウナロア山頂でのCO2濃度の長期観測を継続した。

その濃度変化をグラフ化したのが冒頭で紹介した右肩上がりの直線だ。発見者にちなんでキーリングカーブと呼ばれる。

直線と書いたが、正確には鋸(のこぎり)の歯状ラインである。植物の光合成によって吸収されるCO2の量が夏には多く、冬には少ないので、ぎざぎざのついた線になるのだ。グラフには地球の呼吸が顔を出している。

日本でも気象庁が綾里(岩手県)、南鳥島(東京都)、与那国島(沖縄県)で、国立環境研究所が落石岬(北海道)、波照間(沖縄県)で、同様の観測をしている。それによると、1991~2000年の10年間は、毎年1.7ppmの増加だったが、最近の10年間は毎年2.0ppmに加速している。

日本でのCO2濃度は、植物による冬の吸収減の影響が表れる初春に最も高くなる。

昨年3月、綾里の月平均値は399.4ppm。同4月には落石岬、波照間、与那国島での月平均が399.3、398.5、398.4ppmに達している。

毎年2ppm増加するので、今春にはこれらの地点が400ppmの大台に乗るはずだ。

地球全体での400ppmは、スーパーコンピューターの温暖化予測で、危険ラインの入り口に当たる濃度である。いよいよ赤信号の点滅だ。

しかし、その一方で、地球の気温の変動には、太陽磁場の強弱変化がより強く関係しているとする学説が近年、注目を集めている。太陽説が正しいなら、CO2の増加は放置してもよいのだろうか。

残念ながらそうはいかない。大量のCO2が海に溶けて海洋の酸性化が進み、炭酸カルシウムでできているプランクトンの殻などが溶けだす事態に向かうからである。CO2による新たな地球環境問題の顕在化だ。

化石燃料の使用で人類が毎年排出しているCO2は、地球が吸収可能な量の2倍に当たる。これはあまりにも異常な状態だ。



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