逸材揃いだった夏の甲子園を総括!スカウト注目の54選手を一挙紹介  | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-甲子園 清原

Numberより http://number.bunshun.jp/articles/-/154699

逸材揃いだった夏の甲子園を総括。
スカウト注目の54選手を一挙紹介!

8月20日に幕を閉じた第93回選手権大会で、プロ・スカウトの評価の高かった選手を取り上げようと思う。全体的には投手、野手ともプロ注目の選手が多く、ネット裏はいつにも増してにぎにぎしかった。スカウトは1回戦が終わると姿を消すことが多いが、今大会は2、3回戦でもその姿がちらほら散見でき、関心の高さが実感できた。

個人的なことを言うと、私は過去10年くらい日刊スポーツ紙上で、1回戦が終わった時点で初戦を総括し、文章ととともに「今大会のドラフト候補」としてプロが注目する選手を40人程度、表で紹介している。しかし、今回は40人では足りないということで、50人に増やしてもらった。

多い、という声が聞こえてきそうだが、2回戦以降に心魅かれた選手もいる。たとえば、飯野徹也(作新学院3年・投手)、福永智之(明徳義塾2年・投手)、石井一成(作新学院2年・内野手)、稲垣翔太(明豊3年・内野手)たちで、彼らを入れれば総勢54人の大人数になる。その顔ぶれは別表の通りである。この中から数人をピックアップしながら、今大会の傾向を分析していくことにする。


将来性の「ダルビッシュ型」か、完成度の「涌井型」か
◇投手編◇

プロ注目の投手と言ってもいろいろなタイプがいる。完成度は低いが150キロ以上のスピードボールを投げ、5年後くらいには日本球界を代表する投手になっていてもおかしくない選手、プロで言えばダルビッシュ有(日本ハム)、佐藤由規(ヤクルト)、田中将大(楽天)がそういう投手だった。

反対に、ダルビッシュのようなスケール感はないが、完成度が高く、プロで失敗する姿が想像しづらい選手が涌井秀章(西武)、前田健太(広島)、唐川侑己(ロッテ)だった(ダルビッシュ、由規は失敗する姿が想像できた)。

この2つのタイプは今年のドラフト候補選手にもあてはめることが可能である。たとえば、釜田佳直(金沢)、白根尚貴(開星)、北方悠誠(唐津商)は「ダルビッシュ型」、吉永健太朗(日大三)、原樹理(東洋大姫路)、松本竜也(英明)は「涌井型」と言っていいだろう。


最速153キロの釜田は魅力的だがフォームに問題あり
釜田は今大会、ストレートが最速153キロを計測し、甲子園球場の観客をアッと言わせた。ただ、投げるまでに2、3回ギアチェンジするような、流れがスムーズでない投球フォームが、生命線のストレートからキレを奪っていた。1回戦の伊勢工戦で奪った10三振のうちストレートによるものは2つだけ。横変化のスライダーのキレがよかったことは確かだが、打者の手元でひと伸びする“質の高いストレート”を会得できれば、力で押すピッチングにさらに磨きがかかると思った。

北方もストレートが最速153キロを計測し、観客のどよめきを誘ったが、投球フォームは釜田同様に問題があった。鉄の棒を両肩の上に通した状態で投げている、という喩えが最も適切だろうか。つまり左肩の開きが早い。

こういうフォームはスライダー系を投げるのには適しているようで、140キロ台のカットボールには驚かされたが、1回戦で対戦した古川工がストレート狙いに徹したように、早い体の開きはボールの出所を見やすくしていた。

「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-優勝 甲子園

スカウトの評価は「涌井型」の吉永、原、松本に集まる?
「涌井型」の吉永、原、松本には150キロ以上の快速球はない代わりに、早い体の開きとか、トップ時のヒジの下がり・緩みという欠点がない。また、「150キロ以上の快速球はない」と言っても、内角に腕を振って140キロ台のストレートを投げ込めるコントロールがあり、さらに原は横スライダー、松本は縦スライダー、吉永は縦スライダーとシンカー(チェンジアップ)という勝負球を備え、打者を緩急で翻弄する技もあった。

どちらのタイプを評価するかはスカウトによっても変わってくるが、近年のドラフトでは完成度の高い「涌井型」を優先する傾向がある。そういう球界の趨勢に思いを馳せることができるほど、今大会の投手陣は多士済々だったということである。


長距離砲とクラッチヒッターに二分された野手の顔ぶれ。
◇野手編◇

長距離砲と確実性の高いクラッチヒッター(勝負強い打者)という分類も今大会はできる。長距離砲は横尾俊建(日大三)、高橋大樹(龍谷大平安)、北川倫太郎(明徳義塾)が代表選手で、クラッチヒッターは畔上翔、高山俊(ともに日大三)、松本剛(帝京)が代表選手である。

また、野手にはディフェンスと走塁まで含めた総合評価が必要で、このカテゴリーに入ってくるのが佐藤竜一郎(作新学院)だ。


バントよりもホームラン!? 高校球界に訪れた変化の波
ここでは広く「日本球界」にまで視野を広げて野手の評価をしてみたい。日本球界に不足しているのは長距離砲である。WBCにおける得点力不足は“負の記憶”として一瞬も頭から離れない。

第2回WBC以降、中村剛也(西武)、T-岡田(オリックス)、中田翔(日本ハム)など長距離砲が台頭したのは、生き物がすべて身に備えている自然治癒力のようなものではないのか。そして今大会、高校球界にもようやく長距離砲待望の波が押し寄せたという感じがする。

話が脱線するが、8月28日から始まるアジアAAA選手権の日本代表に、横尾、北川とともに、甲子園大会未出場の高橋周平(東海大甲府)、谷田成吾(慶応)が選ばれている。ともに高校通算70本塁打以上を記録する長距離砲で、8月21日付けの日刊スポーツ紙は「地方大会で敗退した選手の選出は異例」と報じている。

スター主義を敬遠する傾向にある日本高等学校野球連盟(高野連)でさえ、国際大会での得点力不足を憂慮しているような選出の仕方ではないか。私には、日本球界の危機感がひしひしと伝わってきた。


清原、中田翔に匹敵する北川と高橋の超弩級ホームラン
話を戻して、長距離砲の北川と高橋が今大会放った超弩級のホームランをここで再現してみよう。

北川は1回戦の北海戦、第2打席で逆方向の左中間にライナーで放り込んでいる。甲子園最深部の左中間(右中間も)にライナーのホームランというのはあまり見たことがない。投手は選抜大会の8強進出に貢献した玉熊将一で、投げたボールは低めの139キロストレート。けっして易しいボールではない。2回戦の習志野戦では第2打席、大野駿の135キロ内角高めストレートをバックスクリーン右へ放り込んでいるように、広角にホームランを打てるというのが北川の最大の魅力である。

高橋のホームランは飛距離では北川の上をいく。2回戦の新湊戦で放ったレフトスタンド中段近くへの一発は、1985年に清原和博(PL学園)が準々決勝の高知商で放った一発、2006年に中田翔(大阪桐蔭)が1回戦の横浜戦で放った一発には及ばないが、打球の強さではそれらに迫る、今大会ナンバーワンと言ってもいい迫力だった。

北川にはアジアAAA選手権が残されており、2年生の高橋には来年の春、夏の甲子園大会で今大会の再現が期待できるので楽しみにしたい。


プロのスカウトも注目! 甲子園を沸かせた54選手
[投手]

秋田教良 (光星学院3年) 175/80 右右
大谷翔平 (花巻東2年) 191/76 右左
歳内宏明 (聖光学院3年) 182/82 右右
飯野徹也 (作新学院3年) 178/76 右右
伊藤拓郎 (帝京3年) 185/86 右右
石倉嵩也 (帝京2年) 174/71 左左
吉永健太朗 (日大三3年) 182/80 右右
泉澤涼太 (習志野3年) 183/83 右右
小曽根圭吾 (至学館2年) 183/71 左左
中川誠也 (伊勢工3年) 178/74 左左
釜田佳直 (金沢3年) 178/77 右両
青山大紀 (智弁学園2年) 182/71 右左
福山純平 (東大阪大柏原2年) 175/70 右右
原樹理 (東洋大姫路3年) 178/68 右右
水原浩登 (関西3年) 180/80 右右
福永智之 (明徳義塾2年) 177/69 右右
白根尚貴 (開星3年) 186/98 右右
松本竜也 (英明3年) 193/78 左左
岡本健一郎 (明豊3年) 177/71 右右
北方悠誠 (唐津商3年) 180/80 右右

[捕手]
山下勇斗 (作新学院1年) 173/70 右右
石川亮 (帝京1年) 180/78 右右
近藤健介 (横浜3年) 172/83 右左
皆川健太 (習志野3年) 182/75 右右
道端俊輔 (智弁和歌山3年) 175/76 右右
高城俊人 (九州国際大付3年) 176/79 右右

[内野手]
田村龍弘 (光星学院2年) 173/76 右右 三塁手
北條史也 (光星学院2年) 176/70 右右 遊撃手
佐藤竜一郎 (作新学院3年) 180/68 右左 遊撃手
石井一成 (作新学院2年) 177/71 右左 三塁手
門村鴻輝 (健大高崎3年) 173/68 右右 遊撃手
大塚健太朗 (花咲徳栄3年) 169/68 右左 遊撃手
松本剛 (帝京3年) 180/80 右右 遊撃手
横尾俊建 (日大三3年) 176/86 右右 三塁手
金子凌也 (日大三2年) 180/75 右左 一塁手
宮内和也 (習志野3年) 171/68 右右 遊撃手
松山大志 (習志野1年) 180/88 右右 一塁手
小林義弘 (山梨学院大付2年) 181/78 右左 一塁手
加藤新次 (関商工3年) 174/70 右右 遊撃手
渡辺雄貴 (関西3年) 180/75 右右 三塁手
三好匠 (九州国際大付3年) 174/74 右右 投手&三塁手
永江恭平 (海星3年) 173/69 右左 遊撃手
稲垣翔太 (明豊3年) 177/75 右右 遊撃手

[外野手]
川上竜平  (光星学院3年)    181/80 右右
芳賀智哉  (聖光学院3年)    176/75 右右
畔上翔   (日大三3年)     178/82 左左
高山俊   (日大三3年)     181/78 右左
高階隼   (静岡3年)      178/78 右右
早津勇人  (日本文理2年)   174/77 右左
中村優作  (金沢2年)     170/70 左左
高橋大樹  (龍谷大平安2年) 180/75 右右
中内大登 (英明3年)    185/78 右左
北川倫太郎 (明徳義塾3年)   187/85 右左
龍幸之介  (九州国際大付2年) 180/80 右左


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