招致するなら掲げたい「東京による五輪再生」 ~簡素化・薬物撲滅・選手第一~ | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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東京が2020年の夏季五輪に再び立候補した。歓迎する声もあれば、疑問の声もある。今のところはっきりしているのは、歓迎にせよ疑問にせよ、熱烈なものは少ないということだろう。掲げられた「復興五輪」というテーマに対しても、都民からも被災地からも、熱烈な支持は聞こえてこない。

なぜなのか。これはやはり、五輪は世界のアスリートのために存在するのであって、国家的な問題との関連は副次的なものだからだろう。

それでも、東京でもう一度五輪をやる意義――「なぜ東京なのか」に対する答というのは、「世界のアスリートのために存在する」という、五輪の原点に立ち返るなら、見えてくるようにも思える。


'64年の東京五輪には、確実にイノセンスが残っていた
'16年大会招致の時も、都民の関心は低かった。理由の一つは、招致委員会のキャンペーンが、インフラ整備をはじめとした「五輪開催による恩恵」をPRすることに終始していたからではないだろうか。

再び東京で開催する意義があるとすれば、それは五輪運動に対して、我々が何を成し得るかという、能動的な発想で臨んだ場合ではないのか。

近年の大会は'04年アテネ五輪(伝統国)、'08年北京五輪(新興国)、'12年ロンドン五輪(伝統国)、'16年リオデジャネイロ五輪(新興国)と、伝統国による原点回帰型の五輪と、新興国による国威発揚型の五輪が、交互に開催される形になっている。この順番で行けば、'20年は伝統国の開催になる。夏冬開催3度の日本も、その候補に入ると言っていいだろう。

我々は、五輪運動に対して何を成し得るのか。7月に来日したIOCのロゲ会長は、行き過ぎた営利主義と、ドーピングの問題に取り組むと語っている。そうであるなら、テーマは「東京による五輪再生」かも知れない。

五輪のイノセンスを再創造する、ということだ。'64年の東京五輪には、確実にイノセンスが残っていた。この大会のあと'68年メキシコの人種問題、'72年ミュンヘンのテロ事件、'76年モントリオールの財政赤字、'80年モスクワ以降のボイコット合戦と続いていったからだ。イノセンスの再創造という意味合いなら、東京は一つの合理的な選択になる。


招致活動そのものを日本の価値向上に寄与するものに
重要になるのは「簡素化」「薬物撲滅」そして「選手第一」だろう。

世界語になった「Mottainai」の国・日本で開催される、簡素ながら美しい五輪。招致の標語は「日本だから、できる。あたらしいオリンピック」ではなく「日本だから、できる。昔のオリンピック」かも知れない。

2番目の「薬物撲滅」は、日本が世界に誇ることのできる最大のテーマだ。五輪の歴史上、日本は、薬物による失格選手を1人も出していない。'20年の立候補を表明しているローマ(イタリア)やマドリード(スペイン)にしても、北京五輪で違反選手を出している。このテーマで、日本は世界をリードできるほとんど唯一の大国なのである。

「選手第一」とは、例えば大金を払っている米国のテレビ局の都合で、決勝を午前中に変えるのは好ましくないと打ち出し、選手にとって最良の競技環境を最優先すると宣言することだ。多くの国の監督、コーチ、選手たちから支持されるはずである。

前回の招致活動では、民間資金の41億6000万円に加えて、100億円の税金が投入されている。招致活動そのものが、五輪開催と同様に意義のあるもの――世界にメッセージを伝え、東京都や日本の価値の向上に寄与するものであって欲しい。


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