WBSより 『柏の葉キャンパスシティ』 街まるごと ”スマート” に！！
三井不動産を中心とする企業グループが大学や自治体と合同で行う新しい都市開発プロジェクトを発表・・計画では街全体の発電や交通までを賢く管理するスマートシティを目指すとの事。
千葉県柏市のニュータウン『柏の葉キャンパスシティ』の街全体でエネルギーを効率的に利用する ”スマートシティ” として開発する構想が打ち出されました。
千葉県柏市 秋山浩保 市長
「復興に向かう東北地方をはじめエネルギーや安心安全の問題で都市のありかたが問われる中、この柏の葉モデルのスマートシティがお手本となり、真に住みよい街づくりが各地域に広がれなよいと考えます」
2014年の完成を目指し建設が進む12万7000㎡の区画、ここがスマートシティーの心臓部です・・柏の葉キャンパスシティの総事業費は1250億円、太陽光パネルや大型蓄電池を導入しエネルギーを一元管理・・上記画像は街全体のスマートメーターです。
街の中でどれだけ電気を供給して使っているのかを個々の施設ではなく、街全体でバランスを把握出来るというものです・・これによってたとえば電気が逼迫した場合、緊急の節電速報を各家庭に送る事が出来るのです。
将来的には、施設間で電力を融通し合いエネルギーの地産池消を目指します・・そしてこの街にはもう一つの地産池消がありました。
駅を挟んだ反対側のエリアは一転して農園が広がっています・・キッザニアを運営する企業がオープンする予定の農業体験施設、この秋から住民に農園を貸し出す他、来春には、採れた野菜を提供するレストランをオープンさせます。
キッザニアの運営会社 住谷栄之資 社長
「ここに来てもらうと何か心が癒されるエネルギーをもらえるそういう場所にしたい」
三井不動産 岩沙弘道 会長
「市民が楽しみながら農業を地産池消のなかに取り込んで行くとか、新しい住民が古くからの住民と一体のコミュニティーを共有できる・・価値観を共有してサスティナブル（持続可能）になると考えます」
■スマートシティーの中でエネルギーも食も完結できるエコの仕組みを日本各地に広めてゆきたいと言う事なんですが新しい試みとして農園がどう人を呼び込むエンターテイメントになるか楽しみです。
■農業をエンターテイメントとする発想は良いですね・・大いに期待したいと考えます。
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