大物キャスターの反乱・・中東のニュース専門衛星テレビ局 ”アルジャジーラ” | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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中東のニュース専門衛星テレビ局「アルジャジーラ」の名前は、中東情勢に関心のない方でも、一度は耳にしたことがあるだろう。

今年初めからアラブ世界を襲う大激震では、エジプトのムバラク大統領退陣を求めてカイロ中心部のタハリール(解放)広場に集結したデモの様子を、最もホットにライブ映像で伝えたのはアルジャジーラだった。

ところが最近、同局が誇ってきた人気討論番組が次々と打ち切られ、看板キャスターたちの退職が相次ぐという「異変」が起きている。中でも、「開かれた対話」という番組を担当していたガッサーン・ビン・ジャッド氏は、「アルジャジーラは動員と扇動の作戦司令室と化した」と批判したとアラブ紙に伝えられ、関心を呼んだ。

2011.1月末から2月にかけてのエジプト政変では、同局が伝える広場の様子に目を奪われ、日々の情勢把握に大いに役立ったことは間違いない。ただ、デモの規模を「100万人」といった荒唐無稽とも思える数字で伝えたり、中間派の市民の声をまったく無視したり、まさに「扇動」という言葉が脳裏に浮かぶほど、その報道ぶりはデモ隊一辺倒だとも感じていた。

アルジャジーラは1996年、ペルシャ湾岸、カタールのハマド首長が24時間のニュース専門局として設立。報道統制を敷く強権体制がほとんどのアラブ世界で、欧米流の事実報道や歯にきぬ着せぬ討論番組でトップ局に躍り出た。

2001年の米中枢同時テロ後のイスラム過激派の動きや03年のイラク戦争では欧米メディアに手の届かない情報を伝え続け、米国からは国際テロ組織アルカーイダやフセイン政権を擁護していると批判されたこともある。そして今回は、欧米をリードするかのような「民主化報道」だ。

ビン・ジャッド氏に話を戻すと、同氏もエジプト政変では自分の番組で、ある意味、“扇動”に加担していたともいえる。退職の本当の理由や討論番組の相次ぐ打ち切りなど局内の事情はうかがい知れないものの、エジプトなどでの政変がカタール周辺の湾岸地域にも飛び火してきたため、経営側が押さえにかかったという、うがった見方さえ一部にはある。

ただ一つ確かなのは、アラブ世界のメディア環境は、民主化の波の中で大きく変わりつつあることだ。独裁の桎梏(しっこく)から逃れた国々から第2、第3のアルジャジーラが出現する日も遠くはないと思う。(編集局次長兼外信部長 村上大介)


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