WBSより・・進むネット化と安全に溝・・相次ぐハッカー攻撃、広がるネット社会セキュリティーの課題
アメリカのロサンゼルスで開幕した世界最大のゲームショーは、任天堂やソニーなどが新たなゲーム機を発表し大きな注目を集めているんですが新たな課題も見えてきています。
任天堂アメリカ レジー・フィザメイト社長
「次世代ゲーム機『WiiU』を発表します」
WiiUの次世代機はタッチパネルの画面を搭載し、テレビ画面と連動してゲームを楽しむ事が出来ます・・会場のブースではいち早く商品に触ろうと長蛇の列が。
前日にはソニーも次世代型の携帯ゲーム機『PS VITA』（プレイステーション ヴィータ）を発表・・携帯電話ネットワークの3Gにも対応しネットとの融合を更に進めた形だ。
一方でソニーは4月、セキュリティーが破られゲームや音楽などの配信サービスから1億人を超す個人情報が流出した・・こうした問題に懸念を表わす声も・・更にスクエアエニックスや任天堂もハッカーの標的になった事が発覚、企業はどうハッカーからの攻撃に対処できるのか。
ハッカーと名乗る集団を取材した
ハッカーのショーンさん
「ハッカーは、その技術を善と悪の両方で使える・・個人のパスワードを入手したり、善と悪の間を行き来するハッカーは多い」
一連の情報流出の裏には、ソニーがプレイステーション3のプログラムを書き換える方法を公開したハッカーを即刻提訴した事にハッカー集団が噛みついたという事なのです・・こうした事態を避けるためハッカーとどう付き合うか模索する企業も多いと言う。
ハッカーのショーンさん
「マイクロソフトは、あえてハッカーにシステムをハッキングさせる事もある・・iPhoneも同様でアップルもハッカーと戦わず知的財産を守る方法を模索している。
どうやってネットの安全を守るのか・・今回の事件はオンラインサービスの進化とその安全の間に広がるギャップを浮かび上がらせたとも言えます。
ウェッドブッシュモルガン ゲーム業界アナリスト マイケル・パッチャー氏
「セキュリティーを築くのもそれを破るのも人間、100％の安全は最終的には無い・・ハッカーの対象には誰もがなりうる」
■上記の「セキュリティーを築くのもそれを破るのも人間」 この言葉が全てを物語っていますね・・歴史は繰り返されるって事ですね。
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