どう守る ”地域の宝” 文化財 NHKクローズアップ現代より | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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NHK クローズアップ現代

国宝から重要文化財から地域の暮らしや独自の文化を伝える民具や工芸品、先人達が作り、守ってきた文化財をどのように守り、後世に伝えてゆけば良いのか考えさせられる事態が起きています。

住職がいなくなった寺から盗みだされる仏像が相次ぐなど高齢化や過疎で貴重な文化財が管理できなくなってきた地域が増えてきています。

地域の歴史や文化、風習を伝える文化財が今、大きな危機に直面しています。文化財の保管や展示を担ってきた資料館、博物館が自治体の財政難で次々と閉館や休館に追込まれているのです。

貴重な文化財が公開されづ行き場を失って放置されるケースが相次いでいます・・この危機をどう乗り越えるのか・・地域独特の文化財を博物館の外に持ち出し観光などに活用しようとする取組みが始まっています。

文化財を守るためには何が必要か・・漂流する文化財、その実態と博物館の戦略にせまります。

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1.博物館の現状
小規模の地域の資料館、博物館の閉鎖が相次ぐ中、国宝や重要文化財を収蔵してきた博物館にも及んで来ています。
滋賀県立琵琶湖文化館は県の財政悪化から3年前、無期限の休館に入りました・・琵琶湖文化館は国宝、重要文化財合わせて200点以上という国内6位の収蔵数を誇ります。

2.博物館が相次いで閉鎖する中、文化財を博物館に寄贈したいという要望が増えています・・地域で過疎化や高齢化が進み文化財の守り手が少なくなっているのです。
滋賀県栗東市の金勝寺では、並んでいるのは神像の写真です・・3年前12体あった像のうち5体が盗まれました・・この寺の住職は、他にも3つの寺の住職を兼務しており仏像が盗難にあっているのです。
もはや管理は難しいと仏像を博物館に預けたのです。

住職の勝山さんは、「博物館で預かってもらえなくなると維持経営するあるいは、仏様をお守りするには困った状況になってしまいます」 と語る。

琵琶湖文化館には、休館したにもかかわらず文化財を預けたいと新たに2700点以上が持ちこまれています。・・職員が10人から3人に減らされる中でどこまで受け入れる事が出来るのか厳しい運営が続いています。

文化財を守るためには何が必要か! 新たな取り組みです
これまでの博物館の多くは 「物のわかる人だけ来ればいい」 という運営でした・・赤字でも自治体が補填してくれるという安易な考えで運営されていた・・しかし近年の財政難でそれが通用しなくなったのです・・ではどうすれば??

1.東京大学総合研究所博物館・・文化財を外へ! 博物館の挑戦

新たな試みとして収蔵品を博物館の中にとどめず 「モバイルミュージアム」 と名付け貸す出す事にしたのです・・「保存ることに価値がある」 という従来の考えを捨て公開の価値のあるものを市民の目に触れる場所に貸しだそうという発想です。

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東京赤坂のオフィスビルには多くのビジネスマンが行き交うロビーに自然科学系の標本が飾られています・・「氷河期より前の時代に生息したサーベルタイガーの頭部の化石」、こんな凄いもの一企業のエントランスに通常ならば飾れませんよね。

企業のエントランスなどに展示される事によって文化的向上という展示品の使命をまっとうさせ・・企業にとっても企業価値を上げることに役立ちます。・・そして博物館は、企業に貸出た展示品を管理させながら貸出料金収入を得る事が出来るのです。

2.岩手県遠野市では、博物館が中心となって文化財を地域の活性化に活かそうとしています。
民族学者 柳田國男が1910年(明治43年)に発表した説話集 「遠野物語」 失われた日本の原風景を遠野に見出し創刊100年を迎えました。

遠野市立博物館は、昨年4月8億円かけてリ全面的にニューアルしました・・コンセプトとして打ちだしたのが 「遠野物語」 です。・・その文章の一節一節が具体的に実感できる展示にしてあります。・・運営の充実を図るため他の部署からも学芸員の資格を持つ職員を集め8人体制としました。

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更に博物館の外にも目を向け地域に点在する文化財を 「遠野遺産」 と名付け活用しようと考えました。

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遠野のイメージを代表すると言われる「荒神神社」・・岩の上に生えた木々が特徴の景勝地「不動磐と巌龍神社」・・「カッパ淵~蓮池川水域」 など有形無形の文化財や風景107件を観光客にアピールしています。・・その一つ一つの管理は、遠野遺産に推薦した地域の人達が管理します。

文化財を町全体で公開するイベントも行っています。
2月から3月にかけて行われる 「遠野町家のひなまつり」 です・・市民と博物館が収蔵してきた古い雛人形が商店や民家など街のあちこちに飾られます。

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戦後すたれてしまった自分の家の雛人形を多くの人に見てもらう遠野独特の風習を再現したものです。・・博物館の学芸員から指導を受けた語りべがそのいわれを説明します。・・博物館が市民と一体となって文化財を観光に活用しようとする取組み・・観光客は5万人以上増えました。

遠野市立博物館 荒田昌典 館長
「リピーターが増えてきた。一過性の現象ではなく・・2回、3回、遠野だったら春もいいけど、秋もいいけど、やっぱり冬に行かなきゃ本当の遠野は分からないよね・・とか遠野市全域が遠野遺産、遠野市全域が博物館と思われるような元気な街づくりにして行きたいと思ってます」 と語る。

■素晴らしい取組み・・地方、地元の埋もれた資源は、まだまだあるはずです・・地域活性は予算じゃ無く、人・理念なんですね。


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