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東京・多摩センターで終活セミナーお茶会を開きました。場所は京王プラザホテル多摩のロビーラウンジ。
ちょうど告知時期と、強い台風の接近予報と重なってしまい、開催を危ぶんでおりましたが、お近くにお住まいの男性がお申込み下さり感謝でした。おかげさまで天候も、前日に台風がスピードを上げ北上し、影響はだいぶ少なくなっていました。
今回は参加して下さったのが男性ということで、女性向けに個別相談をお受けしている私にとっては、意味のある会になりました。
ミニセミナーで新しい気づきがあったことを直接伝えて下さったのは、終活カウンセラーとして、嬉しい瞬間でした。こうしてブログを書いていても、一方通行であることが多いのです。
複数人とはまた違った“対話”ができたため、終活への思いをじっくりお聴きすることもできました。
前回、痛い目に遭わないと終活ができない男性が多い、といった記事を書きましたが、この参加者が終活の大切さを実感したのは別の理由でした。
それは偶然だったそうですが、ある終活関係の人と知り合ったことをきっかけに、親御さんが介護状態のときに、一つ準備をしていたことがあったそうです。そしていざその時迎えたときに、とても助かったとのこと。その時に終活の大切さ実感されたのだそうです。
しかしほぼ偶然の流れだったため、今後は意識的に終活を行おうと、強く思ったそうです。経験を活かしての今後の人生は、きっと自覚的な歩みとなっていくことでしょう。
私は基本的な知識や最新情報などをお伝えしつつ、いつも一番大切にしているのは、メッセージです。
そのメッセージというのは、数多くの実例から学んだエッセンスということになります。
「相続にはこんな制度やあんな制度がありますよ。」というのは机上の勉強で学べることです。資格講座に参加したり、専門書1冊あれば、それで身に付けることができます。
しかし現実はテキスト通りではありません。
せっかくの制度をどうして利用していないのか。そして現実にはどういう負担を強いられているのかなど、実例をご紹介することで疑似体験が起こり、それぞれの心理状態や家族の事情、あるいは身内同士の関係性に照らし合わせて、自然と考えていただけるのだと思います。
いま、色々な終活団体ができて、真っ先に飛びついて「〇〇認定講師」という肩書を得た人もいらっしゃいます。
私の一番の先生は、テキストやマニュアルではなく、「実例」なのです。そこから見える現状や人の真の姿、あるいは心の奥は、ただ講座に出て理屈を学び、それをそのまま受講者様に伝えている伝言者とは、全く別のものになります。
基本的な知識はとても大切なことですが、しかしながら、それだけでは十分ではないのです。いわゆる台本通りのセリフしか言えない状態での講座では、現実問題への対応は、どれほどできるのでしょうか。
相続が100件あれば100のケース、1000件あれば1000のケース、100000件あれば100000のケースがあるわけで、もちろん私自身も学びの最中であり、「実例」に触れていることが、進化し続けられる所以でもあります。
基本、個別相談を主として活動していますので、お茶会などの開催は不定期ですが、この様な企画にも興味を持っていただけたら嬉しいです。「終活って何?」という人に、入り口のお話をさせていただきます。
東京・神奈川の近辺でご希望がありましたら、出張も致します。
皆さん、お仕事や生活にお忙しいことと思います。それでも一度くらい時間をやりくりして、終活の話を聞く価値はあると思いますよ。早い時点での気づきが、将来、その大切な仕事を犠牲にしたり、今まで築いた生活、そして家族間の関係性を奪われないかどうかの分かれ道になることもあるのです。
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