桜も咲いて、3月終盤です。
この時期、年度の区切りでもありますね。
年齢が上がるとともに、「時間」が早く過ぎ、また寿命まであと何年かなぁといった思いが浮かんだりもします。
大切なのに、無意識に過ごしてしまうのも「時間」。
先日、タレントのLiLiCoさんが、テレビ番組で、人生に対する思いを語っていました。 (NHK『スイッチインタビュー』)
そこでとてもユニークで印象に残ったのが、生まれてから80歳までの期間を日にちで数値化していたことです。
たったの3万日、だったのですね。
何年ではなく、何日か。
この数値化は、今日が3万分の1であることを実感することに。
計算をしてみると・・私は既に2万日以上生きています。
今日という日を大切に思わずにはいられません。
LiLiCoさん曰く、そういう風に考えると、悲しく感じる人もいるかもしれないけれど、私はこの考え方がとても大事で、人生が豊かになると言っています。そんなに短い期間しか生きられないんでしたら、いいものにしようと。
素直に終わりがあることを受け入れて、だからこそ今を大切にしたいという前向きな姿勢です。
終活に関しては、いまだ暗いイメージを持つ人がいますが、それは異なります。否定する人こそ、心が弱い人。時間が過ぎるのは止められないのが現実ですから。
時間の価値を明確に意識して、真に前向きに生きるには、限りある人生という土台があってこそです。
言葉の上では簡単にかっこいい事を言えますが、周囲に流されず、自分の納得できる行動の原動力を持つ上で、この土台があるかないかは、大きな差が出ることでしょう。
ふと思いました。もし残りが1万日だとしたら・・。
どうでもいいモノ ・ コト ・ ヒト に執着などしていられません。
断捨離もよりスムーズに進められそうです。
50歳あるいは60歳を区切りに、「溜め込み」よりも「手放し」を意識すると、身も心も軽くなっていきます。
特に人間関係はダイレクトに心に影響を受けるので、「合わない」「不快」といった人とは、距離を取ったり、手放すのが理想。
いい人であるほど、相手に合わせてしまいがちですが、そこで行動に移す勇気を持たせてくれるが「限りある人生」の意識です。
あなたも、人生を日にちで数値化してみては?
そこで感じたことを活かしてくださいね。
今を、そして自分を大切にする終活で、自分らしく良い時間の積み重ねをしていきたいものです。
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