こんにちは~、社員Kでございます
ゴールデンウイークに私の実家に子供たちと帰っていた時のこと。
息子(5)「バッタ捕まえた~
」
「また虫つかまえたんか~。早めに逃がしたり」
「もうちょっと仲良くしたいの。ちょっとだけ。おばあちゃ~ん!虫かごは~!?」
「一番奥のお部屋~」
それを聞いて虫かごを取りに行った息子が嬉々として戻ってきました。
「ちょうちょ入ってた
生きてる」
「そんなん、おばあちゃん知らんで。捕まえたん?」
「ボクも知らん・・・・」
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「もしかして青虫のときに捕まえたんじゃないの・・・?」
「でも青虫じゃなくて生きてるちょうちょやで。これ」
「だから、虫かごの中で大きくなってちょうちょになったんじゃないの?」
「そんなアホな。ずっと前からほったらかしやで虫かご。おばあちゃん一回洗ったと思うで」
「とにかく、ちょうちょ逃がしてきて
バッタ入れるんやろ」
元気に飛び立つちょうちょを3人で見送って、息子が虫かごを調べると
「ほんまや~
」
確かに彼?彼女はそこに存在したのでした・・・・
人知れず真っ暗な部屋に放置された、葉っぱどころか水さえない虫かごの隅でさなぎになり、ついに蝶となって出てきたものの無機質な狭い虫かごの中で捕らわれの身。
よくぞ・・・・よくぞ生きていてくれた・・・間に合って良かった・・・・泣けてくるわ・・・わたし。
こんな不幸なお話ないで!ちゃんとその日に逃がしてあげて!
最後に生きて飛んで行ったから、幸せなお話やんな~
洗ったときすでに蓋に付いてたんかな~そやし気が付かへんたんかな~あはは!
あははじゃないよ
ちょうちょさんの今後の人生が充実したものになることを願います。ごめん。生きててくれてありがとう