ロシア・ウクライナ戦争は東部戦線が激しさを増しているようですね
冬になり路面が凍結して移動がしやすくなったこともあるのでしょうか

さて、今回は【クラスター爆弾】について取り上げます
Yahoo!ニュースで、ウクライナがアメリカに対してこの兵器を要請しています

 

 


そもそも、クラスター爆弾とはどんな兵器か?

 

 


1つの爆弾に、大量の子爆弾を搭載しています
これが地上付近で弾体が分解し、中にあった子爆弾が撒き散らされて、地面付近で一気に爆発するものです

 

 


ウクライナ軍にはすでにHIMARS(ハイマース)が供給されていますが、それで使用するロケット弾・ミサイルは制限されていましたね
しかし、東部戦線で守備しているロシア軍に対して、面で制圧できるクラスター弾を使用したいのでしょうね

HIMARSから発射できるATACMS(エータクムス)地対地ミサイルは、弾頭部にテニスボールのようなM74子爆弾が950個収容されています
ATACMS地対地ミサイル一発で約500平方メートルの範囲に被害を及ぼすんですから、なかなかなもんです

 

この子爆弾がすべて爆発するのではなく、かなりの個数がそのまま不発弾として着弾するため、その不発弾に接触したことで多くの被害が生じている、という問題も指摘されています

さてここで入試にはでない問題をひとつ
【問題】
この「クラスター爆弾」ですが、ある戦争でアメリカ軍が使用した所、敵の兵士たちから「スチールレイン(鋼鉄の雨)」と呼ばれるほど、このクラスター爆弾が上空から降って来ることへの恐怖を言い表わしたものです。この「ある戦争」とは1991年に起きた何戦争のことでしょうか。


答えは次回の記事で

【前回の問題の答え】
日本

ドーリットル空襲とは、1942年(昭和17年)4月18日に、 航空母艦ホーネットから発進したB-25双発爆撃機ミッチェル16機が、太平洋戦争で初めて日本本土攻撃をした一連の空襲である。