今回は、E-2D アドバンス・ホークアイです。
D型機ということは、元々のE2ホークアイからの改良型ですね。
特長は、機体の上・背面に大型の円盤型の「レドーム」を載せていることです。
これは簡単に言えば、レーダーと管制ができるもので、約250個の航空機などを探知して、約30個の目標を管制できるものです。詳しくは上のWikipediaをご覧ください。
日本も同じ系統の航空機を保有しています。
C型機を13機調達して、今は10機かな。(令和3年度防衛白書 資料編 p.29)
航空自衛隊HPより
こちらでは13機のままですね。
航空機に対して555km以上、水上目標に対して360km以上とされているが、探知高度は海面高度から100,000フィート (30,000 m)まで対応できる、ということですね。
555Km先の航空機を探知できるって、すごいですよね?
東京駅上空にいて、西は岡山付近、北は青森付近を飛んでいる航空機を探知できるという訳ですね。
さて、入試には出されないであろう問題をここでひとつ。
【問題】
仮にE2Dの探知距離を550Kmとすると、日本列島の最北端から最西端までをカバーするとすれば、最低何機のE2Dが必要ですか。最北端と最西端の島の名前も合わせて答えなさい。
答えは、次回の記事で。
【前回の問題の答え】
戦国時代に入って来た鉄砲が使われるようになると、貫通しないように、金属製の甲冑が作られるようになった。「南蛮胴具足」という西洋の甲冑を模して作られたものだが、金属で作られているため重かった。
参考資料
https://www.touken-world.jp/tips/51940/