着艦・着艦後の話。

空母に着艦するとき、「アングルドデッキ」と呼ばれる斜め甲板に降ります。

発艦する時の場所と重ならないようにして、発艦と着艦がスムーズに行なえるようにしています。

 

着艦の方法については、下のサイトから。

 

 

 

細かいことは省略して、着艦する甲板約250mに、時速約250kmで進入。

3~4本の「アレスティング・ワイヤー」の1本に引っ掛けて、2秒で時速0kmに。急制動し停止する。

これが、どれくらいすごいか。。。タラー

 

新幹線で例えると、時速300Kmから非常ブレーキを掛けると、停止するまで約4Km動いてしまう。

 

速度も違いますが、わずか2秒で止まるって、どれだけの力が身体に加わるか、すごいですよね!? 

 

ちなみに着艦時は、機体はフルスロットル、エンジン全開で降ります。

もし、ワイヤーに引っ掛からなかったら、速度低下で、そのまま空母から海に落ちてしまいます。

なので、再発艦に向けて、エンジン全開で降ります。

となると、その分のGも身体にかかる訳ですね。

 

 

 

 

夜間の着艦の動画

 

 

 

では、ここで入試問題にはならない問題、

 

【問題】 戦闘機のパイロットは、「耐Gスーツ」と呼ばれる装備を着けて、機体を操縦します。この「耐Gスーツ」はエンジンから発せられる抽出空気をスーツ内のいくつかの袋に送り込み、その圧力で下半身を締め上げるものです。なぜ、こうする必要があるか、説明しなさい。

 

答えは次回の記事で。

 

 

【前回の問題の答え】

バイオミメティクス(生物模倣)