前回のつづき
大問4の最後の記述問題
傍線部⑧とありますが、この時の
雪乃の気持ちを説明しなさい
サピックス生なら
みんな書けるよね
というツッコミを入れたいくらい
定番の問題ですね
とはいえ
教室によって
または
先生によって
教えられていたり
教えられていなかったり
とばらつきがありました
教えられている生徒は
比較的部分点をしっかり
取る事ができていましたね
「気持ち」の記述問題の型
にあてはめて考えて
まとめていけば
何も無い状態で
涙を流す事はないので
涙を流すきっかけを探す
ヨシ江が野菜を勝手口から
運び入れるシーンで
雪乃が泣いている事に気が付く
その前の部分には
「周りの人たちの視線があったからこそ
ここで暮らす事を・・・許されてきたのだ」
とある。
(あんたは幸せもん・・・)
と思い巡らせていて、涙する
それまでは、どう考えてきていたのか
背景はなんなのかを遡って見てみると
正治さんとの時間が過ぎたあと
≪中略≫のあとから
考えてみると、全部自分のことばっかり。
情けないと思うのだって、結局、
自分、自分、自分。
「あらゆる考え方や感じ方の中心は
自分でしかなくて、いつも一人ぼっちだと
感じてきた気がする」
これらをまとめながら、
泣いている場面での気持ちはどうなのか
セリフの中に
「あ・・・当たり前みた、に甘えてて・・・
ごめ・・・ごめんねぇ」
とある。
そういう風にしていた自分が
情けなくなっている
そこに傍線部の直前
ヨシ江の温かい手と、
慰めの言葉によって
ますます涙が溢れてくるんだから
申し訳ない気持ちになっている
というところですね
難しく考えずに
本文に戻って
場面をイメージしつつ
まとめる事ができれば
しっかり得点することが
できますね
国語はここまで
次回社会かな・・・
では
また