前回のつづき
担当の子たちが苦戦したな
と感じたのは大問3の問9
二重傍線「(省略)」とありますが
これによって筆者はどのようなことが
求められていると述べているか
「大いなる気づき」の内容が分かるように
説明しなさい。
という問題でした
そうですね。
部分点がちょっと低めにでてました
どんな解答かを見ると
「大いなる気づき」の内容として
「新型コロナウィルス」
「感染症」「免疫系」「メカニズム」
など二重傍線の前後にある表現を
そのまま用いていましたね
生徒に毎回話しているのは
記述問題に具体的な事は書かない
という解法です
いくら設問で「大いなる気づき」の内容を
と書かれていても、『具体的に答えよ』
とは言われていないと指摘します
あくまでも「説明しなさい」の問題は
「説明」つまり「抽象的にまとめること」が
できるかどうかだ、と話しています
そうすると書くことができる本文表現は
「人類がまだ知らない事は山ほどある」
「おそらくは、私たちがそれについてまだ知らない
ということさえ知らないことも、数知れずある」
「私たちの社会が、人類の・・・べきなのか
ということが、あらためて問われている」
という二重傍線部の前後が要素となりますね
ただ、これだけだと半分の得点
そこに何を加えるか・・・
【解説】にも書かれていますね
この手の問題
Sapixさんの記述問題の特徴の一つを
生徒に教え、確認して
残り半分の得点の取り方を説明しました
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過去問を解いていると思いますが
それぞれの学校で
答え方、まとめ方が違います
学校側が何を答えてほしいのか
を考えて、まとめる事が大事です
ですので、上のSapixさんのテストや
SOでの記述の答え方は
入試問題の参考になりますが
全てに通用するとは限らないので
注意して頂きたいと思いますね
では
また