「信じる力」は「任せる覚悟」 | イイコな女社長 ~半歩先の食探し~

「信じる力」は「任せる覚悟」

私のテーマは

信じて任せること。



なぜここに行き着いたかというと

私自身がとにかく何もできない人間だから。




私は何もできない自分に対して

劣等感の固まりだった。




だからその劣等感から抜け出すために

一生懸命勉強して

学年で上位の成績になった。




中学時代、バスケットボール部だった私は

部活の練習だけでは

みんなに追いつけないので

登校前に近所の高校に行ってシュート練習をして

副キャプテンになることができた。




運動会の前は

負けたくなくてひたすらコソコソ練習して

ライバルに勝つことができた。




社会人になってからも

営業でトップの成績をとりたくて

休日出勤して会社の規則を破ってでも

目標数字を達成した。




何もできない自分から

何でもできる自分になりつつあった。






でもそれって

全てが本当にやりたいことではなく


「親や先生や上司に褒められたい」


とか


「人に凄いって思われたい」


とか


「バカにされたくない」


とか


常に人からの評価を気にしていたことだったので

何だか常に心の虚しさと戦っていたような気がする。




だんだん大人になってきて

そんなことがいかにくだらないことだとわかった。



だって、自分の人生は他の誰のものでもない。



自分自身のものなんだから。






周りの評価を気にして

凄いと思われたくて

やっていたことは本当にやりたいことではなかった。



でも本当にやりたいことを達成するためには

苦手なことも嫌なことやらなくてはいけない?



目的を達成するために

苦手なことや嫌なことを克服する努力は美しい?




そんなことしていたら

人生終わっちゃうよ。



時間は限られているのだから・・・






本当の目的はもっと違うところにあるのに

苦手なことや嫌なことを克服することが

目的になってしまったら本末転倒ってやつだ。



それって意外と中途半端な達成感があって

本当の目的を忘れて

その中途半端な達成感で満足してしまう危険もある。





周りをよ~く見渡してみてください。



自分が苦手とすることをいとも簡単にやりのけちゃう人って

結構いるんですよね。



もちろんそれ以前にすごく努力して

できるようになったんだろうけれど

自分が嫌なことは他人も嫌とは限らない。




だから私はその力を信じます。



そして信じた自分を信じます。





武田信玄の名言に


「人を使うのではなく、人の業を使え」


という言葉がある。



この言葉は自分の目的のために人を利用するということではなく

人を尊重して信じて共に目的を達成する力なんだと思う。



そして人を信じるには任せる覚悟が大切だ。



失敗なんて個々の解釈によって

いくらでも違ったニュアンスになるのだから

自分の尺度で失敗や終わりを決めずに

信じたのであれば最後まで任せる覚悟が大切である。




任せることができない人間は結局

信じた自分を自ら後悔する結果となってしまう。






会社でも私は

「社員を信じて任せる」

をモットーにしているので


逆に

「そんなに放ったらかしで大丈夫?」

ってよく言われる。



もちろん店の売上を持ち逃げされたり

裏切られたことはある。



でもそれって信じて任せた自分に責任があるのであって

最終的な目的が達成されなかったわけではない。





資産(といってもほんの少しですが)の運用も

担当の証券マンに任せっきり。



素人の私があれこれ中途半端に勉強して

時間を費やすよりその道のプロに任せた方が良いに決まってる。





50歳を過ぎてやっと老後の心配するようになったが

老後の経済的な計画も

友人のファイナンシャルプランナーに任せっきり。



というより同年代の友人が自らやっていることと

同じことをやってもらっている。



だって信頼している友人がプロとして十分に勉強して

その中でそれが良いと思っている方法なんだから

間違いない。





大切なのは

仕事にしても資産運用にしても老後の計画にしても

自分がイメージしている目的を伝えておくこと。



後は信じて任せておけば

勝手に事は進みます。



そしてもっと大切なのは

信じて任せる人を見極めること。



ここさえ間違えなければ

とても豊かな人生を送れます。




結局。


嫌なことを我慢して

苦手なことを克服することに時間を費やすか、


失敗を繰り返しながら

人を見極める目を養うのか・・・



いずれにしても時間のかかることかもしれませんね。