能動的 | イイコな女社長 ~半歩先の食探し~

能動的

弊社が運営する店舗は

基本的に看板を出さない方針です。



その理由として4年半前に書いた記事がこちらです。


「I LOVE 能動」

http://ameblo.jp/e-e-co/entry-10203895489.html



ポイントは


「人間は受動的ではなく能動的に行動を起こした場合、

自分の行動に責任を持つし、その行動の意味を考える。」


ということです。





その後、私は「能動的」ということをテーマに

ずっと考え続けてきました。




辞書で調べると『能動とは・・・』


「他からの働きかけを待たずにみずから活動すること。

受け身ではない活動。」


とあります。




そして反意語は『受動』


「他からの動作、活用を受けること。

他からの働きかけを受けること。」


です。





一見、看板を出さないという活動は受動的であり、

お客様の能動的な活動を待っているかのように感じます。



でもそれこそが

能動的な活動であることを忘れてはいけません。



能動的な活動を待つのは

かなり時間のかかることです。



待ち切れずに

ついつい宣伝費にお金をかけたり

看板を出したくなってしまいます。





今までの経験で言うと

売上が上がらない理由を

看板を出していないこと、

宣伝が足りないことを挙げてくるのは

現場で仕事をしている社員です。



本気でお客様にいらしていただきたいと思っている

社員にとって当然の意見です。



本気で仕事に臨んでいるからこそ

こういった意見が出てくるのです。





そんなとき私は

半分譲ることにしています。



宣伝費にお金をかけてみたり

看板まで出さなくても

少しだけ店だということをわかりやすくしたり・・・



でも100%といって良いくらい

そうしたことによって

売上が上がったことはありません。



一時的に来客数が増えるということはあっても

リピート率が高くなったり

客単価が高くなったりすることには

絶対に結びつかなかったのです。



そのことを肌で感じて欲しかったので

無駄なことだとわかっていても

意見は意見として受け止めることにしています。





このことは人間関係にも

深く通じる部分があると私は思っています。



私は基本的に優柔不断で

決断力がない人間です。



独立した頃は

そのことがコンプレックスで

社員に馬鹿にされないように

必要に迫られて

無理やり決断していたこともありました。



一見それは経営者として

能動的な活動に感じられますが

それがすべてではないことに気づきます。



無理やり決断したことは

周りを完全に納得させることができないので

結局は尻つぼみ状態になってしまうことが多いのです。





その次に試したことは

結果は自分の中でイメージできているのに

敢えて相手に決断させたり行動させるように

仕向ける作戦でした。



この作戦も

一瞬はうまくいったように思えても

長続きはしません。



結局は自身が気づいて行動しないことには

本気で行動しないし

行動に責任を持たないし

行動の意味を考えようとしないのではないかという

結論に行き着きました。





ほとんどの場合

弊社のような零細企業は

経営者が急いで決断をしなくてはいけない出来事は

そんなにないような気がします。



少し待ってみる。


気づいてもらう。


人を信じてみる。



これらは何よりも能動的な行動なのでは

ないでしょうか?



もしかして想像以上に時間がかかることかもしれかもしれませんが

その行動が決して受け身ではなく

能動的な行動だと考えれば

すべてはうまくいくはずです。



もちろん万人に当てはまることではないので

失敗も多々あります。



失敗したら失敗したで

また考えなおせば良いことです。