小田島マジック | イイコな女社長 ~半歩先の食探し~

小田島マジック

私は、夜な夜な気の合う友人と

食事をしながら会話を楽しむのが、

この上ない幸せである。



何人かで目的をもって、

食事をするのも楽しいが、

基本的には「差し」が好き。



友人のタイプによって、

大人数向きの人と

「差し」向きの人がいるので、

使い分けたりもする。






3年来くらいの付き合いになる

この方 とは、

「差し」飲みが心地よい。




お互いに美味しいものが大好き、

ワイン大好きという共通点はもちろん、

思考が似ているような気がする。





彼は元同業者の社長だったが、

潔く会社もブランドもすべて売って

全く違う人生を歩んでいる。




これ以上は、個人情報なので、

説明はできないが、


尊敬すべきところは、

目の前にあるチャンスを

ことごとくモノにして、

前に進んでいるところである。







そんな彼が選んでくれた店は

六本木の「小田島」



和食とワインで有名な店。



初めてやって来ました。






お料理はおまかせのコースのみ。



ワインはボトルで頼んでもいいが、

おまかせで良ければ

お料理に合わせて

グラスで出してくれるという。



試しにワインもおまかせにしてみた。






話に夢中になりつつも、

同業者としては

店の観察はかかせない。





途中まで、

なぜこの店がこんなに

評判が良いのかわからなかったが、


時間がたつうちに

私はこの小田島マジックに

すっかりハマったようだ。




10品以上のコースを食べるのに、

多すぎもなく、少なすぎもなく、

計算しつくされた量のお料理が

タイミング良く出される。




そのお料理に合わせて

ワインをグラスで出してくれるのだが、


甲州ワインだったり、貴腐ワインだったり、

ブルゴーニュのボトルで頼んだら、

一万円以上は絶対するワインだったり・・・




お刺身に南フランスの果実味しっかりの

赤ワインを合わせるのってどうなの?

って思いつつも意外と納得してしまったり・・・




はっきり言って、

強制的に飲まされているのだが、

おまかせということで

依頼しているのだから、

文句は言えない。




それに、ワインを選んだり

値段を気にしたりする

手間が省けるので、

会話に熱中できる。




そのせいか、

ほとんどのお客が

40代以上の接待風の層である。




月曜日から

この店は満席でに賑わっている。





そして、この店にいるお客は

全員同じコース料理を食べ、


まわりを見渡すと

全員がおまかせワインをグラスで

頼んでいるようなので、

おそらく全員同じワインを飲んでいる。




こうすることによって、

高価なワインをグラスで飲んでも、

お会計はリーズナブルという

マジックが生まれるのであろう。



お会計は1万円以上、

1万5千円未満といったところだが、

コストパフォーマンスの評価がやたら高いのも

このマジックがきいているのだろう。




量をいっぱい飲みたい人は

ボトルで頼んだ方が

お得なような気がするが、


私のように

どんなに高価なワインでも

味わうのは最初の一口二口だけで、

あればガボガボ飲んでしまう人には、

少しずつグラスでチマチマ飲む方が、

飲みすぎず、

お料理も美味しく感じるような気がした。






帰ってから、

「小田島」のホームページより

小田島の歴史を見た。


        ↓


http://www.kappo-odajima.co.jp/





ムッシュ小田島さんが

何に一番こだわり、

何を残していきたいのか

とても興味深い。



また行きたいと思わせる店であり、

また会いたいと思う方であります。