沖縄ピーチビーチ最後の日
秘かに沖縄の那覇市でやっていた「ピーチビーチ」
最初から3年の契約でした。
建物も古いし、新開発の話もあったし・・・
初めての沖縄でのビジネスだったので、
3年の契約で全く問題はありませんでした。
あまり先のことも考えられなかったし、
沖縄に行く言い訳のためにノリで作った店だから。
3年なんて本当にあっという間ですね。
昨日4月30日が「ピーチビーチ」最後の日となりました。
営業は現地の知人に任せていたので、
閉店することに対する悲しさは全くないが、
自分たちで作った店が取り壊されるのはやっぱり悲しい・・・
最後の片付けくらいは行かねば、ということで、
沖縄に行ってまいりました。
自分たちでペンキを塗った入り口です。
南国チックでしょ?
屋根が沖縄してます。
手作り感たっぷりの店内。
到着した時には片付けはほとんど終わっていたのですが、
椅子やテーブル、冷蔵庫、エアコン、
それから大量のゴミ!!!!
リサイクル業者に依頼してみましたが、
ほとんどが3年前に中古で購入したので、
お金にはならないどころか、
ゴミ処理代がかかる。
(東京よりぜんぜん安いが・・・)
不要なものを処分するのにお金がかかるのは
東京では当たり前なので、
多少の出費は覚悟していました。
が!!!ここは沖縄。
私は沖縄魂を見ました。
①納得のいかないことには絶対お金は使わない。
②モノを大切にする。
③近所づきあいを大切にする。
④先のことは考えない。
「なにしろ30日の夜までに
きれいさっぱり片付けを終わらせなければいけない。」
マスターのその一言で、
近所の店の人やら
友達の友達のエアコンやさんやら
後輩やら、
常連さんやらがやってきてくれて、
あっという間に片付いちゃいました。
ガタガタでガムテープだらけのテーブルは
「ベランダのガーデニングの台にちょうどいいさ~~」
家庭用の冷蔵庫は
「冷蔵庫壊れてたからちょうどいいさ~~」
沖縄の飲食店で冷蔵庫壊れてるってどういうこと?
こんなの絶対に捨てでしょ!!ってものでも
来た人は何かしら持っていく。
しまいには、
近所で解体工事をやっていた業者さんも
やってきて山のようなゴミをどんどん移動してくれる。
この解体業者さんは
どうやら、知り合いの店のマスターに
昼間っからお酒を飲まされて
説得されたようだ。
それと同時に困っている人をみると放っておけないのが、
沖縄の人の気質らしい。
みんな深いことや先のことは何も考えず
この場からモノを移動することだけに集中して
協力してくれました。
山のようなゴミもただ移動しただけで、
処分したわけではない。
「誰かしら持ってくし、毎日ゴミ回収くるから
なんくるないさ~~~(なんとかなるさー)」
そんな近所のBARのマスターは
昼の12時の時点で酔っ払いでした。
・・・てな調子で30日の夕方帰る頃には
さっぱり片付け終了!
沖縄でのビジネスは文化や習慣の違いにとまどい、
時に独特なゆるいかんじにイラついたこともありましたが、
最後になって沖縄の人の暖かさを感じました。
本来それが心地良くて、沖縄好きになったのに、
大切なことを忘れていたような気がします。
今後は仕事ぬきで沖縄とふれあうことができるので、
なんだか楽しみなんです!!!


