隠れ家

少し前、「隠れ家」ブームでした。
テレビでも雑誌でも「隠れ家特集」やら「看板のない店特集」などが、やたらありました。
おかげ様で、ウチの店も取材の依頼を多々受けましたが、中目黒の「村上製作所」と「豚鍋研究室」に関しては、考えるところがあり、ずっと取材をお断りしてきました。
看板を出さないのには、色々な意味があります。
現在の「中村玄」は10年前に「201号室」という名前でオープンしました。
その頃、看板のない店はあまりなく、いらっしゃるお客様は必ず驚いて、ほとんどのお客様がリピーターにつながりました。
看板を出さず、マンションの1室に店があることが、その当時は妙に新鮮で、想像以上にウケたようです。
そうなんです。
第一に理由は「ウケ」ねらいです。
ところが、これだけ隠れ家や看板のない店が増えた今、「ウケ」の度合いもクールダウンしてきているようです。
写真は、渋谷「月世界」の入り口です。
場所はラブホテル街・・・怪しい&隠れ家です。
これから、私達が真剣にやろうとしている仕事に果たして「隠れ家」という要素が必要なのか・・・
明日から「月世界」の入り口が、ちょっと変わります!!