皆さん、こんにちは。飲んだくれ、風見です。
今月はリースリングと言うブドウにスポットを当てたフェアを開催しています。
リースリングは世界中に熱狂的な愛好家がいる、世界的に人気のあるぶどう品種です。
基本的に晩熟型のぶどうですが、ドイツの様な涼しい産地で育ったぶどうを使用すると、キレイな酸味ののった素晴らしいワインが出来上がります。
そして今回のフェアでもオススメなのが
リンゲンフェルダー リースリング・シュペトレーゼ・トロッケン
ドイツのなかでも南に位置するファルツという地区でワインをつくるリンゲンフェルダーによる辛口リースリング
ドイツの格付けはカビネットから6種類あり、シュペトレーゼ、アウスレーゼ、ベーレン・アウスレーゼ、アイスワイン、トロッケン・ベーレン・アウスレーゼとぶどうの糖度で格付けが変わります。
シュペトレーゼなので結構甘いと思いがちですが、ドイツワインのトロッケンとは辛口の意味で、シュペトレーゼを作れるぐらいの糖度のぶどうからつくる辛口のリースリングなのです。
なのでアルコール度数も通常のシュペトレーゼなら6%ぐらいが、こちらは12.5%
アルコールのボリューム感もありつつ、酸味がまろやかなので口当りがまろやかで飲みやすい。
ぶどうのつくりもできるだけ自然な栽培で農薬に頼らないつくりで素晴らしいぶどうをつくっています。
2016年がヨーロッパ全体で天候が良くなく、それはドイツも一緒でこのワインは2016年は天候不順の為つくる事はありませんでした。
なのでこの2015年ヴィンテージが終了次第、しばらくこのワインは入荷が無いという事になります。
このワインが好きなワタクシ飲んだくれは寂しいですが、2017年ヴィンテージが日本に入荷するのを心待ちにしています。
皆様も無くなる前に是非飲みに来て下さいね。
そしてフェアとは別で、このリンゲンフェルダーの赤ワインも地下セラーにあります。
ガニメット ターフェルヴァイン
シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を使用した特に良年でしかつくらない特別なワインです。
ワイン名のガニメットとはギリシャ神話のトロヤの王子で、全身黄金色の光りを放つ美しい少年です。
大神ゼウスは大きな鷲に変身し羊番をしていたガニメット(ガニュメート)をオリンポスに連れて行き、神々の宴の給仕役をさせたと言われ、その仕事のために永遠の若さと不死を与えられたと言われています。
ブルゴーニュとは違ったこくがあって豊かな味わいは飲んでみる価値のあるワインだと思います。
それでは皆さまのご来店をお待ちしております。