今日から浅草寺境内で「羽子板市」が開催されております。
年の瀬を感じる浅草の風物詩ですね。
お天気もよく、週末にかかっているのでたくさんの人手が予想されます!
今週は急に寒くなったので、温かくして出かけたいです。
今朝、ズームインで今年の「輝いた男性」ランキングをやっていましたが、
上位に入った石川亮君の羽子板は必ずありますね♪
早速行って、確認してきまーす!!
12月17日~19日まで、羽子板市
浅草寺境内にて・・・・・・
羽根つきは古く室町時代から行われた遊びで、500年ほど前の永享年間には、
初春を寿ぐ遊びとして、宮中で男組女組に分かれて競技をしている記録が残されています。
その頃にも羽子板には松竹梅や花鳥の図を描いておりましたが、
江戸時代に入ると押絵細工を応用する様になり、浮世絵画家も応援して、
図柄の構成や色彩も華麗になりました。
更に江戸末期、当時流行の歌舞伎役者の舞台姿の似顔絵を貼り付ける様になってからは、
江戸の女性の爆発的な人気を集め、殊にその年の当り狂言の人気役者の羽子板が
ずらりと並んだ浅草観音の羽子板市には、江戸中の女性が胸をときめかせて
出かけたと云われております。
又、羽根は生まれた児が邪気をはねのけ、すこやかに育つ事に通じますので、
昔から女児の出産には必ず羽子板を贈る習わしがありました。
子供の成長を願って羽子板を贈り、はねつきをして新春を寿ぐ、
まことに日本的な心根やさしい、美しい風情と申せましょう。