日経ビジネスオンラインに面白い記事がありました。


脳は「入力」より「出力」で覚える(池谷祐二氏)


「勉強は教科書を復習するより問題を解くほうが効果的だ──。そんな論文が『サイエンス』誌の2008年2月15日号で報告された。 」という書き出しではじまります。詳細はぜひ記事をご覧いただきたいのですが、実験を通しての結論は、


言うなればこれは、参考書を繰り返し丁寧に読むより、問題集を繰り返しやるほうが、効果的な学習が期待できるというわけだ。


とまとめられており、かねてより弊社が提唱してきた、

「人は問われてはじめて真剣に考える」をベースとした、テストを中心とした学習法の効果を裏付ける内容となっています。


企業内教育の分野では、企業理念・コンプライアンス、商品や業務知識、業界特有の資格制度、新技術の習得等、仕事をしていく上で必要な勉強がたくさんあります。この勉強の効率化が人材育成の鍵になるものと思います。


いよいよ今年は企業内教育に、このテストをベースとした学習法を積極的に提案し、企業様の生産性UP、企業力UPのお役に立ちたいと考えています。


私の過去の記事でもこの辺りのことを書いていますのでぜひご一読を!


テストを使った学習方法の有効性

http://ameblo.jp/e-coms/entry-10026383624.html


問題と記憶

http://ameblo.jp/e-coms/entry-10026691573.html


短期記憶と長期記憶

http://ameblo.jp/e-coms/theme9-10001701835.html