- 「ウェブ時代をゆく(ちくま新書 687)/梅田 望夫」
- の中で、ロールモデル思考法についての筆者の経験及びそこから編み出した提言がのっています。
- 「ロールモデル(お手本)思考法」とは、自分の「好きなこと」を見つけていくのに、自分のお手本になる人、考えに近い人の経験を追体験することで、「あっ、この道は自分にあってる」とか「この考え方は自分とは違うな」という判断をしていきながら、少しずつ自分の進むべき道を選んでいく考え方です。
実際に人に会って話を聞くのが一番いいのでしょうが、本を読み漁ってもいいし、今はWeb上で様々な情報が簡単にとれるので、まずはその中から「自分が興味を持てること」を追求していき、自分の生き方を少しずつ考えていくこともやりやすくなっていると思います。
この「ロールモデル思考法」を読んで、二つ心に浮かびました。
ひとつはイー・コミのビジネスについてですが、Web上でこの「追体験」を提供する事業の可能性。Testi! の戦略次第ではそのような展開も可能かなと。。。あとは、今暖めている事業の領域について脳みそをグングン刺激されました。これに近い領域を常に考えていたので、今後の展開イメージがパッと拡がった感じです。こういうのをシンクロニシティー(共時性)というのかもしれません。
もうひとつは、自分のこれまでの人生について。これまでの自分も「けものみち」の中で試行錯誤しながらチャンスを選択してきた、ということをリマインドされた気分です。(本を読まないと何のことやら・・・ですね。すみません。)この辺りは、また機会があったら書きたいと思います。
これまでの私の半生については、本ブログカテゴリー「私の履歴書」 でもたまに綴っていますので、興味のある方は時間がある時にお読みください。