守護神
ケビン・コスナー主演の海難レスキュー隊の物語。

何度も奇跡をおこしてきた伝説のレスキュー隊員のケビンコスナーがある事故で仲間を失い教官の仕事を命じられる。レスキュー隊員の訓練生達の指導そして実践を描いたヒューマンドラマですが、けっこう良かったです。


上官(ケビン・コスナー)と若き天才スイマーである訓練生(クランシー・ブラウン)のやりとり(ケンカも含め)が、教える側と鍛えれる側の葛藤を良く表現していて面白かったです。会社での上司と部下の関係にも投影でき、新人をどう教育していくか?という観点でも参考になります。


成長していくポイントは何なのか?


まず、上司がやってみせる。そしてやり方を教える。ここまでは誰でもできます。次が難しい。


やらせてみる。それを黙ってみている。失敗したら手をかしてやる。・・・これが本当に難しい。どうしても黙って見ていられずに失敗しそうになったら口を出してしまいがちです。


部下によく、「自分で考えて動け!」と言いますが、任せきれない上司の方にも問題があるのではないでしょうか?


「自由に思う存分やってみろ!責任は俺がとってやる。何かあったら絶対に俺が助けてやるから、俺を信じてやれるだけ頑張ってみろ!!」


こういう姿勢が大事なんだと思います。