昨日参加した採用に関するセミナーで聞いた話です。

実際にあったある採用広告で、


「求む男子


至難の旅.僅かな報酬.厳寒.


暗黒の長い日々.絶えざる危険.生還の保証なし.


成功の暁には名誉と賞賛を得る」


これはアーネストシャクルトンという冒険家が南極探検隊の募集のために出した新聞広告で、5000人の応募があったそうです。

その中から30人弱を採用。実際に南極探検へ行き、一人の死者も出さずに生還。凄い話ですね・・・


採用において、仕事の魅力、ビジョンや経営者の魅力、人や風土の魅力、待遇の魅力、それぞれ人が関心を持つ部分は違うということですが、「成功の暁には名誉と賞賛を得る」ことを目的に集まったチームは強いでしょうね。


私もよく採用の最終面談で、「ベンチャー企業で働く腹ぐくりができているか?」といった類のことを質問させていただくことがあります。ベンチャーの本来的意味からすれば、シャクルトンさんが求めていたものに近いのかもしれません。