昨日は欧米での状況を分析しましたが、今日は日本です。


1、国土が狭いので集合研修に参加するのが、欧米に比べて楽である。

2、集合研修における連帯感そのものを重視している。


※全員で集まり何かを語り合った、場を共有した、という事実を大切にする。この感覚は、欧米には少ない。このような歴史があり、会社の経営層や人事が「集合研修好き」であるため、なかなか個人ベースで行うeラーニングへの拒否反応が強い。


3、オフィススペースが「島型」であり、個人専用ブースになっていない会社が多い。そのため、就業中にeラーニングで勉強することができない。


※仮に会社が就業中の勉強を許可しても、周りの雰囲気から実際に勉強する人は皆無に近い。関連するのが給与体系だが、結果重視型の欧米は、時間の使い方も個人の裁量に任されているため、個人の専用ブース内で勉強する時間、業務に集中する時間を自分で使い分けている。