しばらくぶりの私の履歴書シリーズです。
2006-10-12の記事「奇麗事ではリーダーは務まらない」
http://ameblo.jp/e-coms/entry-10018172535.html
からの続きです。
中華のファーストフードビジネスを立ち上げ、臨海副都心への出店、その中での成長と葛藤を書いてきましたが、いよいよそこからの新展開です。では、スタート!
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それまでお店を盛り立てることにのみ考えを集中させていた経営陣一同で、大きな方向性について議論するようになった。そのきっかけは?・・・
「フランチャイズを募集するべきかどうか?」
そしてこの議論は私自身の身の振り方に関しても大きな問題へ発展していく・・・
実はもう既に様々の問題が鬱積してきていた。
1、資金の問題(もうお金が底をついている。リストラを検討しないと・・・)
2、マスコミへの露出の結果、様々なオファーがくるようになった。
3、事業ビジョン・組織ビジョンの不在。経営陣の考え方のずれ。(一言で言うとコミュニケーション不足)
こういう渦の中に身をおいておいていると客観的に物事が見えなくなってくる。そうしてここから私の人生最悪の時期が幕をあける・・・
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今思い出しても、この時期のこれから書く展開のことを思うと当時の嫌な気持ちがよみがえります。しかし、それを乗り越えた後、人間的に大きく成長した時期でした。逆境の中で何かを得るのはつらいけど、一番成長の糧になると学びました。