日経ビジネスに江副浩正氏が語るリクルートの全て という記事がありました。
イー・コミとの共通点をいくつか感じました。
(以下、記事より引用)
―― 創業者としての江副さんにお伺いします。改めて、リクルートという企業の強さ、あるいは競争力の源泉は何だとお考えですか。
江副 そうですね。あえて言えば、社員が就職、転職、住宅情報提供など、社会にとって有益な仕事をしていると実感していること。それと、「2位になることは我々にとっての死」と言い続けてきたことでしょうか。 (引用終わり)
イー・コミも採用面接の時などに応募者の方が
「教育とITの融合という社会にとって有益な仕事をしていきたい!」
「自分の子供の世代のことを考え、よりよい世の中にしていきたい。そのために教育は重要だ。それをIT技術を使い、より効果的・効率的に実現していくことに仕事の意義を感じる。」
と志望動機を熱く語ってくれます。
単なる金儲けではなく、「社会にとって有益な仕事をしているという実感」が事業には必須だと私は考えています。
そして、「2位以下は死」
これも、イー・コミはインターネットを使った検定システムでナンバーワン企業を自負しています。(ECシステム・CBTシステム共に・・・)この技術分野で2位以下になればそれはイコールイー・コミの死を意味する。
常に1位を目指す、この姿勢がひじょうに大事だと思います。
もうひとつ
「私には能力がない。だから社員のやる気を引き出した。」
という社長としてのコメントにもすごく共感します。
リクルートグループ出身の経営者は、そう思っている人が多いんじゃないでしょうか?
「カリスマはいらない。社員一人一人が力を出すことが大事」 そのために、
「いかに社員のやる気を引き出すか?」
これを研究し続けた企業がリクルートなんだと思います。