世界一になれる部分を考え経済的原動力を突き詰める。
そして最後は情熱を持って取り組む、だ。
ここで重要なのは「自然とそう思えるか?」
経営TOPが、「会社の事業に情熱を持って取り組もう!」と号令をかけて無理やり火を焚きつけるのでは駄目だ。
「情熱は作り出せるものではない。「動機付け」によって情熱を感じるように従業員を導くこともできない。自分が情熱をもてるもの、周囲の人たちが情熱をもてるものを発見することしかできない。」(ビジョナリーカンパニー2より引用)
イー・コミでの例をあげよう。
今、新規事業で「Testi!」を推進しているが、この事業にはひじょうに可能性を感じる。
なぜなら「Testi!」の話をしている時は、会議中でも飲んでる時でもその場に参加している人全員が意見を出しあっている。話が尽きないのだ。皆んなが情熱を持って取り組んでいるのが伝わってくる。
以前、別の新規事業を検討した時とは様子が違う。その時は議論に行き詰まり、アイデアが出ず、沈黙が会議を支配することが多かった。頭だけで考えるのではなくハートがワクワクしないと成功しない、ことを実感した。
イー・コミで推進している事業は、上記Testi!以外にも、
TOEIC事業、CBT事業、その他システム開発関連にしても、
皆んながそれぞれ情熱を持って取り組んでいることを実感する。
教育、特にテストということへのこだわりと、「ITシステムのことは俺に聞け!」という自負・自信がその情熱の源であることは確かだ。
どんなに理論的に成功する方程式が描けたとしてもワクワクして情熱を持って取り組めないと長続きしない。事業を推進していけばいろいろな壁につきあたることもあるだろう。そういう時も、情熱をキープできるか?がポイントだ。