中心事業や得意なことの分析なしに、単なる思いつきベースで新規事業をスタートしたらどうなるか?
もしアイデアを取られて後から大手企業が参入してきたとしたら・・・(競合の出現)
そうなったとしても、「ウチはこの分野で世界一になれる」と思えなければだめだ!
資金がショートした場合の調達、他部門の従業員の新規事業に対する理解、株主への説明・・・など、中心事業と新規事業の関連性の説明が求められる。・・・(ステークホルダーの心をひとつにする)
ステークホルダーの心がひとつにならなければ「世界一の成功」はあり得ない。全社一丸となって「世界一戦略」を実行する必要がある。
これらの理由により、まずは中心事業で培ってきた「優位性・ブランドイメージ」「人脈・営業力」「技術力・生産能力」などの分析からスタートすべきだ。
これから起業する人で、「そんな中心事業は無い。」という人であっても、自分個人の「縁」や「資質」を良く考えてみればいい。自分の「得意なこと」「人脈」等を突き詰めていけば世界一になれる部分がわかってくるはずだ。
気をつけないといけないのは、中心事業や得意なことを突き詰めた結果、この延長線上では「世界一になれない」という結論が出ることもある。その場合は、中心事業や得意なことを反面教師として、世界一になれる部分はどこか?をさらに考えてみよう。
イー・コミでは、この「世界一になれる部分はどこか?」
もしくは、「世界一になれない部分はどこか?」
皆さんで考えてみてください。答えが出たら私と議論しましょうね。
(私の考えが聞きたければいつでも声をかけてください。)