ペイ・フォワード=自分が受けた親切を他の誰かに渡して行く。


以前 Give&Return  という概念について説明しました。


このさらに上をいく考え方が Give&Give。

人にGiveをしてもらったら、他の誰かにGiveをする。

常に人にGiveをしている人は、いざという時に思いがけない人からGiveをしてもらって救われることがある。

反対に、一切GiveをしないでいつもTakeばかりしている人は、そのうち誰からもGiveしてもらえずにいつしか人に見放され孤独な一生をおくることになる。


私もこれまで多くのGiveをしていただきました。

両親にはじまり、先生、先輩、会社を支えてくれた協力者の方々・・・


そういう人生の先輩方に直接恩返しをすることは出来ないかもしれませんが、若い世代の人たちにまずは私が出来ることでGiveしていきたいと思います。


ペイ・フォワードという考え方には批判的な意見も多いようです。


偽善的だとか、ネズミ講みたいで打算的であるとか、自分にとっての善が他人には悪になるという考え方もあるとか・・・


映画は、自分に困難なこと、を達成しようと試みているのでちょっと悲壮感があります。

しかし、実際には自分にできる範囲で人に喜んでもらえるGiveをするのはもっと簡単だし、気分的にもすがすがしくなり、ギスギスした雰囲気を和らげる効果はありそうです。


「挨拶」とか「エレベータの乗り降りや電車の座席を人に譲る」みたいなこと・・・


うだるような暑さでイライラしがちですが、こんなすがすがしい場面に遭遇することが多くなれば爽やかな風を感じられるかもしれません。まずは自分から実行を!