大学2-3年の頃、音楽の道を志したことがある。


ミュージシャンとしては僕の技術では駄目だろうと思い、マニピュレーターというシンセでいろいろな音をつくる職種から入り、そこからアレンジャー→プロデューサーを目指そうと考えた。


高校時代のバンド仲間の紹介で、既にCMや有名ミュージシャンからの仕事が確立しているプロのマニピュレーターのローディー(運転手兼雑用係り)として弟子入りした。


仕事は超ハード。


夕方機材を詰め込みスタジオまで運転。

機材の積み下ろし、スタジオに搬入。そしてセッティング。

クライアントが気に入るまで音の調整。場合により演奏もする。

深夜までスタジオにこもり終わり次第片付け→運転して事務所へ。

その後、打合せ兼ねて食事→クラブとかに飲みにくりだす。

明け方帰宅。シャワーだけあびて学校とか他のバイトへ。

そしてまた夕方からスタジオへ・・・ほぼ睡眠ゼロ。


学生やりながらの生活がきつくなってきたし、事務所の人もプロとして面倒みてやるといってくれるので、大学を中退して音楽の道に進もうか迷っていた。


そんな様子を親も感づいて「大学だけは出ろ!」と説教。

こういう状況での説教は逆効果で「よし家を出よう!」と決意。


このまま大学中退でプロの道へ進むのか?・・・

(続きが気になる人は明日も見てね!)