人との出会い=「縁」を人生観やビジネス推進の中心においている私としては、それが裏切られた時にとても落ち込みます。
そういう時に悩むのが、裏切られた自分が裏切った人に対してどう思うか?どうアクションをとればいいか?ということです。
以下、裏切りを知った時点からの通常の意識の軌跡↓
1、何が起こったのか?理解できずに、まず現状を把握する
2、事実が認識されると裏切った相手への怒りの気持ちで一杯になる
3、同時に裏切られた自分のふがいなさに嫌気がさす
4、しばらく呆然とした後に、どう行動すべきか?悩む
5、何とかこの事態を打開したいと思いついに行動に出る
「何故自分を裏切ったんだ!」と相手に訴えるわけです。
6、そうすると相手も自分を正当化するので、多くの場合、行動に出ても事態の打開はできずに、どんどん泥沼にはまる。
7、結果、さらにみじめな気持ちになって裏切りを知った時以上にボロボロになる。
私も何度かそういう経験をしてきました。
それで、こちらが誠心誠意つくしたのにも関わらずそうなってしまった時にはきっと神様が、
「あなたにとっての居場所はここではない。別の方向へ行きなさいよ。」
と言ってくれているのだと思うようにしています。自分の正当性を主張しないということは短期的にみればビジネスの場合は損をしたり、人間関係であれば寂しい気持ちになりますが、長期的にみればどうか分かりません。長期的には二つの答えがあって、
1、別の方向にいった結果うまくいく。裏切りは、前の関係から抜け出るためのきっかけとして背中を押してくれる材料だった。
2、裏切った人たちが自ら気付き反省をしてくれて和解する。これも発生当時にこちらから正当性を主張しなかった分お互いあまり感情的にならなかったので和解しやすかった。結果「雨降って地固まる」でさらに良い関係になれた。
なので、上の意識の軌跡で行けば、4、悩むレベルでとどめておき、5、の直接行動には出ない方がよろしいようです。そうして待っていれば自ずと答えは出てくるもんです。
まぁ~でもなかなか感情をおさえるのは難しいんですけどね・・・