恩師に「人とのを大事にしなさい」と何度も教えられた。


特に、自分(Aとしましょう)とある人(Bさん)から紹介してもらった人(Cさん)との関係については細心の注意をしなさい、と。


Bさんを通り越してCさんと何か話をする時は事前にBさんに伝えること。


少し時間が経ってBさんも了解の上でCさんと直接話をするようになったとしましょう。そのような関係になったとしても、Cさんと会った後に必ずBさんへ「この前Cさんとお会いしてこんな話をしました。」と報告することが重要だと。


そして常に「Cさんとの関係がうまくいっているのもBさんのおかげです。」と感謝しなければならないと。

ビジネスの場合は具体的に感謝を形でしめすことも重要だと。


そうしないでCさんとの関係は自分のものだという意識でBさんを無視した行動をとったらどうなるか?


そうだと分かればBさんのネガティブな感情によりCさんや自分(A)も悪い影響を受ける。その結果Cさんとの関係が悪化したり、そうじゃなくても「Aというやつは平気で裏切る人間だ。」という風評が広まって誰からも信用されなくなる。さらに言えば、そのように平気で人を裏切る人間は、最終的に肝心なところで自分が誰かに裏切られてひどい目に会う。


そのように世の中は出来ているそうです。


逆に常にBさんをたてていれば、「縁の大切さを分かっている」ということで、いいサイクルがめぐってきて良い縁が次から次へと舞い込んでくるそうです。


縁を大事にするものは縁に救われる。


縁に唾吐くものは縁に足元をすくわれる。


特にビジネスの現場ではこの原則が重要です。